「独立して個人で活動していて、お客さんから「あなたの商品は高いから安くならない?」と値下げ交渉されたんだけど、収入を得るためにも値下げに応じたほうがいいのかな。。。」
と悩める方への記事です。
こんにちは、森昇/Shou Moriです!
結論からお伝えすると、フリーランス(個人事業主)として収益をUPさせて長く活動していきたいなら、『絶対に』値下げ交渉に応じてはいけません。
なぜなら、やる気がなくなるからです。
そして
①自分の才能を自己否定する→②やる気がなくなる→③良いサービスが提供できなくなる→④社会全体の幸福度が下がる
という負のループに陥ることになります。
例えば100万の見積もり出したら
「10万でやってくれるところがあるので10万になりませんか?」
って言われたら、「じゃあそこに発注してくださいね」と断わってOKだし
「原価に比べて高い」には「じゃあ自分で作ってくださいね」って言えばいいですよ。
あなたのサービスを求めてる人は、世の中にたくさんいますからね。
そして値下げ交渉をキッパリ断るためには
- マインドの使い方をマスターして
- 情報発信をして実績と仕組みが作れるようになる
といいです。
というわけで、フリーランス(個人事業主)は絶対に値下げ交渉に応じてはダメな6つの理由と解決策について詳しく書いていきます。
フリーランス(個人事業主)は絶体に値下げ交渉を断るべき
値下げ交渉は絶対断るべきです。
理由はシンプルで、値下げする理由はないし、長期的に考えたら誰の得にもならないからです。
値下げをするとやる気が起きなくなる:理由①
値下げ交渉を受け入れてサービスの値段を下げると、やる気が起きなくなります。
これは事業主にとっては致命傷です。
なぜなら商品・サービスに対して愛着が持てなくなるし、提供してる期間が苦痛になるので生産性がさがるからです。
そしてやる気が起きなくなるのは、サービスを提供してる時だけではなく、日常生活全般に広がっていきます。
つまり値下げをする事で、
- 「私って価値ないのかな、、、」
- 「なんか嫌だな、、、」
という気持ちが、あなたの人生のクオリティを極端に下げてしまうという事です。
なのであなたの人生を守るためにも、値下げ交渉に応じるべきではありません。
値下げに応じたということは、自分の能力を否定したということ:理由②
値下げは自己否定になり、自己肯定感を下げ、自己能力に対して低い評価をする事になります。
なぜなら、あなたの商品やサービスの価格は、あなたの自己能力の表れだからです。
フリーランスは個人事業主にとって、値段は自分の能力に対する評価とも言えます。
つまり値段を下げるという行動は、あなたの才能の否定につながるという事です。
もちろんマーケティング戦略から考えて、あえて価格を下げるのであれば、それでもいいかもしれません。
だけど値下げ交渉に応じて価格を下げると、自分が社会に生み出せる価値や能力を否定することになることは知っておきましょう。
値下げという行動が、あなたを地獄へと落とすわけです。
自分の才能を否定することで自己イメージを無意識に刷り込むことになる:理由③
値下げは自己否定になるという事を書きましたが、つまりネガティブな自己イメージを刷り込むことになります。
「私なんて低い価値しか提供できない人間なんだ」
という自己イメージを無意識に対して強烈にすりこんでしまいます。
そうすると、ネガティブな自己イメージが仕事以外にも広がり、日常でも低いパフォーマンスしか出せなくなります。
たとえば目の前にビジネスチャンスがあったとしても、「私なんて、、、」という思考が働き、行動に移せなくなります。
だからこそ僕たち事業主は値下げ交渉に応じるべきではありません。
いい商品が作れなくなるので、社会の質を下げることになる:理由④
値下げは自己否定→ネガティブな自己イメージを刷り込む
というマインドの流れを説明しました。
「自分なんて価値がない」という自己イメージを持っていては、いい商品やサービスが提供できなくなります。
ビジネスとは、人を喜ばせることです。
社会に価値を提供して、結果的にしてお金に変るのは資本主義の原則であり、いい商品を提供するには高い自己イメージが必要になります。
そしていい商品が提供出来るようになると、価格も上げることが出来るようになるので、あなたの収益をUPさせることが出来るようになります。
例えばラーメン屋の店主が
- 「オレが創るラーメンは大しておいしくない」と思って作るラーメンと
- 「オレが創るラーメンはマジでうまい!」と思って作るラーメンでは
間違いなく後者の方がおいしいラーメンになるし、人を喜ばせ、社会をより良いものにするし、収益は高いはずです。
それと同じで、フリーランスなり個人事業主には高い自己イメージが必須になります。
つまり心の状態によって現実が決まるという事です。
なので値下げ交渉に応じて、自己イメージを下げ、社会の幸福度を下げるべきではありません。
本気で活動を続けたいなら利益を出すのは必須:理由⑤
フリーランスなり個人事業主は、「利益」を出すことが求められます。
なぜなら、利益がないと活動を続けることができないからです。
ちなみに「利益は目的や動機であるはずもなく、企業存続の条件である」というのがピーター・ドラッカーの主張です。
利益に関して最も基本的に事実は、そのようなものは存在しないということです。存在するのはコストだけである。
すでに起こった未来 P.E.ドラッカー著
例えば10万円の内、利益が5万円出たとしたら、それを使って存続のために自己投資が出来るようになります。
ラーメン屋さんであれば、
- 食べ歩きや試行錯誤をして新しい味を模索したり、
- 知識に投資したり、
- ビジネスの仕組みを外注したり
- 設備に投資したり
する費用に充てることができます。
利益が上がり、自己投資が出来るようになることで、
- 提供できる価値が高くなり、
- 売り上げは上がり、
- より多くの売り上げと利益を出す
ことが出来るようになり、事業の寿命を伸ばすことができます。
ビジネスは人を喜ばせる事なので、「売上が増える」ということは、より多くの人を喜ばせたという事であり、社会をよりよくしたとも言えます。
なので利益とは、よりよい未来にするための生産コストというわけです。
生産コストをかければかけるほど、商品やサービスの価格は上がり、収入も利益も増やすことができます。
アマチュアよりもプロの方が価格が高いのも、サービスを提供するための生産コスト(付加価値も含まれる)が高いからです。
生産コストについては【衝撃】あなたの業界の給料が低い原因は「労働力を生み出すコスト」が低いから(マルクス資本論より)だからこそやりたい事だけやって変えのきかない存在になるべきです。に詳しく書いたのでそちらを参考にしてください。
だけど値下げに応じて商品を提供すると、収入は入ってくるかもしれませんが利益は減ります。
つまりあなたは値段交渉に応じて価格を下げたことで、ビジネスを通じて社会をよくすることを諦めたという事になります。
「利益を減らすのは事業を存続させる意思がない」
というのは耳が痛くなるべき人は多いように思いますが、必要な視点になります。
あなたは事業を続けたいですか?
であれば、だからこそあなたは値段交渉に応じてはいけないわけです。
関連記事:個人事業主が稼いでもお金が貯まらない理由は「利益」で考えないから
そもそも相手は本気でほしいわけではない:理由⑥
そもそも本気で欲しければ提示された価格でも手に入れようとします。
つまり値段を下げようとする人やお金をかけずに手に入れようとする人の心理は、クリエイター側を尊敬しておらず、そもそも本当にあなたのサービスが欲しいわけでないという事です。
だけど世の中には、あなたのサービスをなにがなんでも欲しいという人は必ずいますし、まだみぬ未来のお客さんのために時間と労力を使うべきです。
独立してフリーランスなり個人事業主になるメリットは、「付き合う人を選べる」ということです。
会社員や公務員といったサラリーマンだと上司やお客さんを選ぶことは出来ませんし、どんなに価値観が合わない人でも感情を押し殺して付き合わなければいけません。
だけどあなたは自分の商品やサービスにふさわしい人と付き合うことができる環境にいるので、どうでもいい人にエネルギーを使うのではなく、本当に望んでる人のためにエネルギーを使いましょう。
フリーランス(個人事業主)が値下げ交渉から学ぶ解決策
学べることは、値下げする人を断れるように力をつける事です。
マインドを使えるようして高い自己イメージを創る:解決策①
心の状態によって現実が決まる
という話をしましたが、僕たちは自分の心持ちによって何を成し遂げるのかを決めてしまいます。
なのであなたがまずやるべきことは、高い価値を提供している自己イメージを創ることです。
そのためには「高いゴール(夢)」が必要になります。
なぜなら自己イメージの高さはゴールによって決まるからです。
ゴールとは、夢や目標のことであり、自分が将来、どんなことに慣れるかを意図的に決めることを言います。
そしてゴールのリアリティを高めて、心から自分らしいと思えると、強い自己肯定感を創ることができるようになり、値下げする人をキッパリと断ることが出来るようになります。
あなたはいま、自分の事業に対してどんな自己イメージを持ってますか?
- 「私なんてこの程度、、、」でしょうか?
- 「私は高い価値を出せる!」でしょうか?
どちらにせよ、あなたが大事に持ってる自己イメージによって達成できるモノが決まります。
マインドの使い方をマスターするにはセルフコーチングが効果的ですが、初心者向けにセルフコーチング入門ページを作ったので、何度も読みこんで実践してください。
自分の商品・サービスの実績を増やす:解決策②
値下げする人をきっぱり断るには、自分の商品やサービスに自信を持つ事が大事です。
なぜなら自分に実力がないと思ってしまうと、「もし断ったらこの先仕事が来ないかもしれない」という恐怖に支配されるからです。
なので事業主は常に実力を高める必要があるし、なにより実績を創っていく必要があります。
実績を創るためにも情報発信は重要です。
情報発信力をつけて目の前の人に依存しない:解決策③
たとえばあなたの専門とする分野の知識や完成した商品をブログやYouTube、SNSで発信し続ける事で、実績を創ることができます。
そしてブログなりYouTubeで配信することで、本当にあなたのサービスが必要な人に届きやすくなります。
情報発信を続ける事で、目の前にいる人や小さなコミュニティではなく、世界中にたいしてアプローチが出来るようになるわけです。
あなたがいい商品やサービスを作るのは当たり前のことです。
だけどそれ以上に、情報発信にも力を入れて発信力を身につけることで、値下げをする人を断ったとしても、理想のお客さんと出会うことが出来るようになります。
値下げ交渉にのって無駄にペコペコするのは辞めましょう
値下げ交渉はダルいです。
値下げ交渉してくる相手の言葉の裏には、「仕事出してあげるんだから、安くしてよ。どうせ他に仕事ないんだろうし、お金欲しいんでしょ?」という本音が見え隠れしてます。
独立した理由は人それぞれですが、人間関係の悩みが9割と言われるくらいなので、少なからず「無駄にペコペコしたくない」という動機もあると思います。
だけど会社にいる時は、上司やお客さんにペコペコしてたのが、独立した後はお客さんにペコペコするって不毛じゃないですか?
なんのために独立したのか分からなくなりますよ。
取引においては、お互いの立ち位置は対等ですよね。
値下げされたらキッパリと断って、嫌な案件なら、そもそも受注しない方がお互いのためですよ。
というわけで今回は以上です。
どうでもいい人に貴重な時間を使ってはいけません。
あなたのサービスを認め、求めてる人は、世の中にたくさんいます。
快適な独立ライフを送るためにも、マインドの使い方を発信力を身につけて、値下げせずに正規価格で受注しましょう。
以上、フリーランス(個人事業主)は絶対に値下げ交渉に応じてはダメな6つの理由と解決策…でした!
森昇/Shou Moriより
正しいマインドの使い方をマスターして、人生をもっと楽しく生きたいあなたへ
追伸:6か月で嫌な仕事を辞めてやりたい事だけする毎日を手にしたコーチングの秘訣を公開中
「いやいや働く人生を辞めたいけど、、、」
僕は元々コンプレックスをこじらせたダメ会社員で
自分が何をしたいのか?分からず
未来に希望を感じられない毎日を送っていましたが、、
今では会社を辞めても十分な収入を得られて、
毎日やりたいことだけして生きられるようになりました。
将来の不安やプレッシャー、時間など
あらゆるストレスから解放されて、
マイペースに暮らして心から幸せだと思える毎日です。
▶心からやりたいことを仕事にして未来に希望が持てるようになった森昇/Shou Moriの物語
社会人になってすぐ、自分の生き方に疑問を感じるようになりました。
「こんな働き方を一生続けて幸せなのか?」と。
そうしてコーチングを学ぶ機会を得て、
やりたいことが見つかり、
会社を辞めてマインドを扱うプロのコーチとして
ほぼ自動化して月収307万円到達。
経済的な自由
時間的な自由
精神的な自由
これらを獲得できるようになりました。
やりたことや特別な才能がなく、
ビジネスを学んで行動しても稼げなかった平凡な僕でも、
正しいやり方を学び、正しく行動したことで、
あっさりと人生を変えることができたのです。
そして100名以上にコーチングを行い 昔の僕と同じく仕事で悩んでいる方達が
人生を切り拓くマインドの使い方を身に着けて、
大好きな人達と仕事に心から満たされる生き方を実現できるように、
これまでのコーチング活動の中で得た知見をもとに
仕事の悩や人間関係の悩みを解消するだけでなく、
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