
コーチングでもリラックスは前提条件ですが、そこで紹介されているのは逆腹式呼吸です。
詳細は下に書きますが、リラックスで悩む人の多くは逆腹式呼吸が難しいと思っているかもしれません。
ですがポイントはたった一つだけです。
それは


大事なことなので2回言いましたが、ホントにこれだけなんです。
たしかに「お腹が膨らんで」とか「横隔膜が」とか、いろいろな細かいコツはありますが
ぶっちゃけて言えば、そんなことをいちいち意識していたらリラックスなんてできません。
だからこそ最も外せない部分である「吐くときに身体を緩める」ことだけ実践すれば、数分もしないうちにリラックスのコツが身につくし変性意識状態に入ることが出来るようになります。
※変性意識状態とは、簡単に言えばマインドが変わりやすい状態のことです。
というわけで今回はリラックスのちょっとしたポイントについて話をしていきます。
動画:コーチングでリラックス!逆腹式呼吸のポイントはこれだけ!
➡気になるところから読む
1、リラックスがなぜ夢を叶えることに通じるのか?
さて、みなさんがこれから行う、コンフォートゾーンをズラすという作業は、言い換えれば、もともとあるホメオスタシスよりも強力な、新しいホメオスタシスを創るということです。
要するに、自分が思い描く「こうありたい自分」とか「かなえたい夢」といった仮想の世界(=抽象世界)に対して強力な臨場感をもつことで、それに向かってホメオスタシスが働くようにしていくのです。
その大前提として、まず行うべき重要なことがあります。それは、物理空間にある臨場感から離れる、ということです。
具体的には、体を徹底的にリラックスさせる必要があります。
なぜかというと、単純な話です。例えば、肩がこっているとか、頭が痛いとか、あるいは、そういう自覚症状はなくとも、なんらかのストレスがあって神経が緊張しているといった状態では、そちらに対するホメオスタシスが強く働き、これから作ろうとする抽象空間への臨場感に勝ってしまいます。
(中略)
リラックスして、体を徹底的にゆるめたときに、初めて物理空間の臨場感を離れて、抽象空間の臨場感を上げることができます。
その手段として、西洋でも東洋でも昔から行われてきたのが、呼吸法です。
なぜ呼吸法が有効かといえば、これも単純な話です。
生体に起こる物理的なホメオスタシスのうち、私たちが特に訓練を受けずとも、意識的に介入することができるのは、呼吸だけです。
まあ、より正確にいうと、まばたきなども意識的にコントロール可能なホメオスタシスですが、まばたきというのは、しなかったからといって目が乾燥する程度で、それほど大きく生存に関わるようなものではない。
つまり、あまり重大なホメオスタシスではありません。
しかし呼吸というのは、もししなかったら死んでしまいます。
生体にとっては、何を差し置いても重要なホメオスタシスの対象でありながら、私たちが意識的に介入することができる。それが呼吸なのです。(p77-79)
セルフコーチングにおいての基本中の基本は、呼吸であり、活躍しているコーチほどリラックスしています。
それくらい僕たちが何気なく考えているリラックスは重要だということです。
2、逆腹式呼吸のやり方
ここからはちょっと詳しく書いていきます。
最初に「吐くときに緩める」という事だけやればいいと書きましたが、論理的に知っておいたほうがいいと思うので。
ちなみに画像は上に紹介した書籍からの引用です。
まず、呼吸は鼻からでも口からでも、やりやすいほうでOKです。
ポイントは、とにかく、ゆっくりゆっくりと息を吐き、それに合わせて全身をありったけゆるめることです。
この際一息ごとに、頭のてっぺんから順に、首、肩、背中、お尻、太もも、ふくらはぎ、つま先という感じで、上から下に向かって、全身を徐々にゆるめていくというイメージで行うといいです。
3、ゆるめる。ただそれだけ
息を吐きながら体の力を抜くと、お腹は自然に前に出ます。
その状態から息を吸い込むと、前に出たおなかがへこみます。
一般的な腹式呼吸(順腹式呼吸)では、息を吸い込むときにお腹を膨らませるんですけど、逆腹式呼吸は通常とは反対なので、逆腹式呼吸と呼わけです。
だけど、さいしょにも書いたように、変に意識しなくてもOKです。
とにかく大切なのは、「吐きながら、ゆるめる」これだけ抑えておきましょう!
4、姿勢もやりやすいのでOK
呼吸というとヨガを思い浮かべて姿勢について気になる人は多いと思います。
「正しい姿勢はなんだろう?」「横隔膜ってどうするの?」などいろいろと気にしがちですが、リラックスしようとするときに、いちいちそんなことを意識してたら上手くいきません。

なので「吐きながら、ゆるめる」さえ、ちゃんとできてたら自然に逆腹式呼吸になるので、ぶっちゃけ何も意識しなくてOKです。
5、リラックス出来てる基準って?
逆腹式呼吸を数分やると、面白いように身体がリラックスしてきます。
その確認基準ですが、片方の手で、もう一方の手首辺りを掴んで水平になるくらいまでもちあげたら、パッと離してみます。
そうすると自然と手が下にストンと落ちるようなら、充分にリラックスできてる状態です。
もし、手が下にストンと落ちなかったりぎこちない動きなら、まだ筋肉が十分にゆるんでないので、もうしばらく逆腹式呼吸を続けてください。
なんなら寝落ちしてもいいです。
湯船に浸かってゆるみを感じよう
もう一つリラックスを体感出来る方法は湯船につかった時です。
暖かいお湯に浸かった時に「はぁ~(*´Д`)」とカラダの力が抜けますが、あのゆるゆるになった感覚が逆腹式呼吸でリラックスできてる感覚に似ていますね!
6、なぜ逆腹式呼吸でリラックスできるの?
なんで逆腹式呼吸をするとリラックスできるのかというと
人間は通常、息を吸うときに自然に筋肉がゆるんで、吐くときに緊張しやすくなっています。
息を吸いながら筋肉を緊張させられるのは、そのように訓練した格闘家とかだけです。普通の人間にはできません(笑)
なので、吸う時はリラックス筋肉が弛緩するから意識しなくてもいいけど、
吐くときにゆるませる意識をしてないと、どうしても筋肉が緊張してしまいます。
というわけで、逆腹式呼吸は、息を吐くときに意識して体をゆるめることで、リラックス状態を作っているというわけです。
7、さあ、夢に浸ろう!
全身の筋肉を充分にリラックスさせることで、身体的に感じていた物理空間の臨場感が薄れて、フワッと浮いてる感覚が得られると思います。
あとは、世界と自分が切り離されてる感覚もあるかもしれません。
この状態こそ、あなたの内部表現(ブリーフシステムも含む)を書き換えて夢を叶える状態になる為に必須だということです。
アファメーションをする時は、リラックスが必須です。
そしてリラックスは、「吐くとき、ゆるめる」ことで取得できますよ!
是非やってみてください!
動画:コーチングでリラックス!逆腹式呼吸のポイントはこれだけ!

以上、【保存版】コーチングでリラックス習得!逆腹式呼吸のポイントはコレ…でした!
森昇/Shou Moriより!
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