やりたくないのにやってしまう原因と自分を変えるコツ

やりたくないのにやってしまう原因をしりたい。頭ではやりたくないと思ってるのに気づいたらやってしまうから。自分を変えるコツを知りたい。

という方向けの記事です。

 

こんにちは、森昇/Shou Moriです!

「ほんとうはやりたくないと思っているのに、ついついやってしまう事」ってあると思います。

 

「もう絶対にやらない!って決意したのに・・・」

「私はなんて精神的に弱い人間なんだろう・・・」

って落ち込んでしまったり、自分自身を批判してしまう人も多いのではないでしょうか。

 

でも実は、自分も経験したし、コーチングセッションを通していろんな方がダメな自分を変えるところを見ていましたが、意志が弱いとか、精神的にダメとかではなくて、人間の本能のシステムは少しずれてるだけなんですよね。

 

やりたくないのにやってしまう原因

原因は、「昨日までの現状を維持したい」という本能のシステムにあります。

脳は「現状を変えたくない」と思っている

人間に生まれながらにして持っている「ある本能のシステム」があります。

それはなにかと言うと、「昨日までの現状を変えたくない!」という本能のシステムです。

​​現状維持をする本能のシステムの事を、ホメオスタシスといいます。

 

僕たちの脳は、「昨日までの現状を維持しつづけよう」と考えています。なぜなら「すでに危険がないと分かってること」だからです。

生物としては「種を残す」ことが使命であり、そのためには「いかに長く生き残るか?」が重要になります。

となれば、新しいことに挑戦せずに、生き延びることが出来た、「昨日までの日常」を維持し続ければいいわけです。

だからこそ僕たちの本能のシステムは、昨日までの出来事を続けようとします。

 

  • 毎日同じ時間に起きて
  • 同じようなご飯を食べて
  • 同じ足から靴を履いて
  • 同じ道を通って通勤して
  • 同じような仕事をして
  • 同じ時間に寝る

日常をよくよく振り返ってみると、毎日同じようなルーティーンで1週間を終えているはずです。

 

ハミガキ粉や化粧水などの消耗品がなくなっても、また同じような商品を選ぶし、スタバへ行っても、今までと同じ商品を頼んでいるはずです。

よっぽどのことがない限り、昨日までコーヒーを頼んでいた人が、フラペチーノやチャイティーを頼まないはずです。

 

こうやって考えると僕たちは、「昨日までやったことをそのまま繰り返している」ことが分かると思います。

ホメオスタシスの「メリット」&「デメリット」

僕たちの脳には、「昨日までの現状を維持し続ける」本能のシステムがあって、それをホメオスタシスと言います。

そして、ホメオスタシスの作用には「メリット」もあれば「デメリット」もあります。

 

まずメリットですが、「無意識で出来るようになる」ということです。

 

例えば、車の運転を練習した時のことを思い出してほしいんですけど、、、

教習所で練習をするときは、ハンドルの切り方やアクセル、ブレーキの力加減、サイドミラー、カーブの曲がるタイミングなど、とにかくたくさんの事を意識する必要があったからメチャクチャ疲れたと思います。

だけど繰り返して慣れれば、無意識に運転が出来るようになります。

​​特にハンドルを切るタイミングを意識しなくても、最適なタイミングで曲がれるし、バック駐車もスムーズに出来ます。

運転技術をいちいち意識しなくても、気づいたら目的地までたどり着けるようになるわけです。

 

つまりホメオスタシスのメリットは

繰り返して無意識に落とし込むことが出来れば、何も考えずに苦労しないで出来るようになる

ということです。

 

次にデメリットですが

一度無意識に落とし込まれると、変えようと思ってもなかなか直すことが出来ないし時間がかかる

ということです。

 

「いつもと違うこと」をすると、なんだかイライラしたり、違和感を感じたり、気持ち悪さを感じて、「やっぱり今まで通りでいいかなあ」と思ってやめたりします。

これも僕たちの無意識が、新しいことに慣れてないからであり、昨日までの日常にはなかったからです。

そうするとホメオスタシスが現状維持に働いて、いろんな理由をつけて辞めさせようとします。

 

つまり、「自分の人生をより良くするいい事」でも、本能のシステムであるホメオスタシスには関係ないということです。

だからこそ「頭ではいいと分かってるけど、行動まで移せない」わけです。

「もうこんなことやめたいな」と思っていても、ホメオスタシスが「強制的に」やらせるわけです。

やりたくない事をやめることが出来ない理由はホメオスタシスが原因

やりたくないのについついやってしまう原因は、ホメオスタシスが現状維持に働いているからです。

 

つまり無意識にとっては、あなたが「やりたくないからもうやめよう!」と思って行動されると、現実が変わってしまうため困るわけです。

 

たとえば、あなたが十五キロほど太りすぎだとしましょう。そして、ある日突然、少し体重を落として見かけをよくし、健康になろうと考え、朝食と昼食を抜いてダイエットすることにしました。

しかし、創造的無意識(自己イメージ通りに働く無意識の働き)はあなたが自分のことをやせてるとは思っていないことを知っています。

そのため、やせて健康に感じる方向にではなく、自分は太っているという支配的な自己イメージを保つ方向に導こうとします。

あなたが朝食と昼食を省くと、「今日はまだ十分に食べていない」と考え、夕食でもいつもの二倍食べさせることによって、“誤りを正そう”とするわけです。

あなたは「十分?私は体重を減らしたいのに」と言いますが、潜在意識は反論します。

「そんなこと信じてないだろう?やせるなんて君らしくない。本当は十五キロ太りすぎなのが自分だと思っているはずだ。やせると気が変になってしまうよ」

アファメーション ルータイス著p122

 

これを別の例で例えると、、、

  • 意識上の自分:「もう職場の人間関係のストレスで悩むのはイヤだから、会社を辞めよう」
  • 無意識上の自分:「会社を辞めて楽しく働けるなんて信じてないだろう?このままストレスを我慢して働いてるのが自分らしいと思ってるはずだ。会社を辞めるなんて自分らしくないよ」

→気づいたら会社を辞めたいと思いつつ働き続けてしまい、時間だけが過ぎていく

  • 意識上の自分:「こんな自分はもう変えたい!これから自分を変えるために行動するんだ!」
  • 無意識上の自分:「自分を変えるために行動しても変えられるなんて信じてないでしょ?どうせ行動しても惨めな思いをするだけだから、やめたほうがいい」

→目の前に自分を変えるノウハウがあっても、失敗や惨めな未来像を思い浮かべてしまい、実践しなくなる

  • 意識上の自分:「DVの彼氏と付き合うのはもうやめよう。次は自分を大切にしてくれる人と楽しく生きる」
  • 無意識上の自分:「自分にはDVの彼氏がお似合いだと信じてるし優しい人でも裏があるものだよ。それにDVの人でも優しいところはあるし、自分を大切にしてる優しい人と付き合って別れたら絶望するかもしれないから、辞めておいたほうがいい」

→またDVの彼氏と付き合って同じことで悩む

  • 意識上の自分:「もうこんなイヤな職場はやめてやる!転職だ!」
  • 無意識上の自分:「いやな職場の雰囲気が自分にはふさわしいと知ってるはずだ。もしそれがなくなったら何を生きがいにすればいいかわからなくなってしまうよ。」

→気合いと根性で逃げるように転職をしても、新しい職場で同じ悩みを抱えてしまう

 

つまり、どんなに意識を変えたとしても、僕たちを支配しているマインド、つまり本能のシステムを変えない限りは、同じ悩みと現状を繰り返すという事です。

 

だからこそあなたが、決意して行動しようと思っても、ホメオスタシスの作用が働いて、、、

  • 気づいたらやりたくないと思っていたことをやってしまったり
  • 「出来ない理由」や「やめようと思わなくてもいい理由」をどんどん思いついて

現状にとどめようとするわけなんです。

 

やりたくないのにやってしまう自分を変えるコツ

本能のシステムが働く基準となる自己イメージを変えることが、現状を変える事に繋がります。

やめることができた自分を徹底的に思い浮かべる

やりたくない事をやってしまう自分を変える方法は簡単です。

 

やりたくない事をやってしまう自分を変えた時、どんな自分であればいいのか?どんな生き方をしているのか?

を徹底的にイメージをすることです。

つまり「新しいセルフイメージ」を創って、それに臨場感を持ち続けるわけです。

 

なぜなら僕たちの本能のシステムは、自分が無意識的に正しいと思っているセルフイメージ通りに行動を促すからです。

つまりホメオスタシスがセルフイメージに合わせて働くという事です。

 

「どうしてケーキを丸ごと食べたりしたんだろう?意味が分からない」

そう、意識のレベルでは意味をなしませんが、あなたの創造的無意識は、ケーキを丸ごと食べないと十五キロオーバーの体重を維持できないことを知っていました。

つまり、あなたが自己イメージを変えないかぎり、自動的に現在のイメージを維持しようとするのです。

<中略>

自分は豊かな人生を送ってるはずなのに物事が上手くいってないと思えば、間違いを正します。

しかし、自分は貧しくなるはずだと思っていれば、昇給のチャンスがあっても、ビジネスを立ちあげても、住環境のいい場所に新しい家を手に入れても、創造的無意識が成功のチャンスをつぶし、“ふさわしい場所”に引き戻してしまうのです。

もう一度言いますが、私たちは本当の真実ではなく、自分が信じる”真実”に従って行動します。

ばかなことをしたと思うとき、意識レベルではその行動は意味をなさないかもしれませんが、潜在意識のレベルでは完全に意味をなしています。創造的無意識が自己イメージから離れるのを阻止しようとしているからです。

アファメーション ルータイス著p123-124

 

ぼく自身も昔は、「成功者は読書をたくさんしている!」という話を聞いて、月100冊以上読書をしてたんですけど、一向に現状が変わらないどころか貯金がたまらずしんどくなってました。

「これは流石におかしい。でもやっぱり自分はダメなんかな、、、」と、毎日自己否定してしまってたわけです。

だけどコーチングに出会って、本能のシステムについて知ったときに、「ダメな自分を無意識レベルで信じてたから、自己投資しても無駄になってたんやな」と分かったんです。

 

つまり

意識上の自分:「こんな人生変えたい!たくさん読書するぞ」

無意識の自分:「自分には才能も価値もないんだから、読書をして知識を増やしても無駄だよ。」

→たくさん読書をして知識を手に入れたけど、それを元に何をしていいか分からず、宝の持ち腐れになり、しんどい現状を維持する。

という結果になっていたわけです。

新しい自己イメージを教え込むとその通りに本能のシステムが働くようになる

だけどまずは自己イメージを変えて、ホメオスタシスに「新しい自己イメージの方が自分らしい」と、何度も何度も教え込むことで、自然と行動も変わってきました。

その結果、僕は独立もしてやりたいことができるようになりました。

もちろん独立を維持するのにも、常に自己イメージを更新し続け、ホメオスタシスを上手に活用する必要はありますが、正しいマインドの使い方をマスターすることで、これまでの自分を手放せたわけです。

 

まずは、気合いや根性で行動するのではなく、マインドを整えましょう。

じぶんの本能のシステムに、「新しい自己イメージの方が自分らしい」と教え込みましょう。

 

なのでまずは、新しい自己イメージを創りましょう。

やりたくなことやめることができたあなたは

  • どんなことをやっているでしょうか?その時の雰囲気や空気の臭いはどんな感じでしょうか?
  • どんな人と一緒にいるでしょうか?相手とコミュニケーションをとってる自分はどんな感情が湧き上がってるでしょうか?相手はどんな人でしょうか?
  • どんな仕事をしているでしょうか?どんな人と仕事の付き合いをしてるでしょうか?相手とどんな接し方をしてるでしょうか?サービスを買った人はどういう反応をしてるでしょうか?
  • どんな服を着ているでしょうか?どんな色で、大きさで、素材を使った服でしょうか?
  • どんな場所でくらしているでしょうか?見える景色は?家具は?寝室は?場所は?ライトの明るさは?
  • どんな1日をすごしているでしょうか?就寝時間は?朝起きてしてる事は?ルーティンは?
  • どんな気持ちで朝起きているでしょうか?ふとんの素材は?色は?
  • どんな言葉遣いをしているでしょうか?周りの人達とどういう感情で接してるでしょうか?

理想の未来像というのは、漠然としてるものですが、イメージに浸ることで言葉にはできないけど感覚的に捉えることができるので、それに浸りましょう。

あたらしいイメージを思い描き、浸ることを、コーチングではビジュアライゼーションと言いますが、詳しいやり方はビジュアライゼーションの効果を出すコツ【イメージと現実を分ける】を参考にしてみてください。

 

とにかく、やりたくないことを克服するための明確な方法はわからなくてもいいから、「やりたくない事を克服できたセルフイメージとその世界観」を徹底的にイメージしてみてください。

 

そうすると本能のシステムであるホメオスタシスは、「やりたくないことをやめたいと悩んでいる自分」ではなくて、頭の中のイメージのやりたくないこと克服できたあなたに移行します。

そうすれば、やりたくない事をついついやってしまう自分に、強烈に違和感を覚えて、自然とやらなくなります。そして気づいたら、新しい自己イメージ通りに行動してます。

 

やりたくないのにやってしまう人はマインドの使い方がほんの少しずれてるだけです

ここまで書いたように、やりたくない事をやってしまう人は、性格や精神力も問題ではなく、マインドの使い方が「ほんのちょっとだけ」ずれてるだけです。

 

ほんのちょっとのズレが、大きな溝を生んでまいた。

「自分の人生は変えられないんじゃないか、、、」という絶望を創っていました。

 

だけど僕たちの本能のシステムは、単に昨日までの現状を維持したいだけなんですよ。

これまでの自分を変えずに現状を変えようとしていたから、上手くいかなかっただけの事です。

なのでまずは、「これまでの自分」を手放して、「新しい自分」を創っていきましょう。

そうすることで、現状はどんどん変化していきますし、人生も楽しくなりますし、もっと可能性がある事に気づくことが出来るようになりますよ。

 

全ての意味ある永続的変化は、内から始まり外に広がる

アファメーション ルータイス著p175

まずはマインドを整えていきましょう。

これまでいろんなクライアントさんを見てきましたが、「自分を変えられる」と気づくと、どんどん現状も変化していきますよ。

 

以上、やりたくないのにやってしまう原因と自分を変えるコツ…でした!
森昇/Shou Moriより

 

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ABOUTこの記事をかいた人

森昇/Shou Mori

【『あなたを仕事の苦しみ・職場の人間関係のストレスから解放する』マインドコーチ】
東証一部上場企業を新卒入社後10ヵ月で退職→転職先を1日で行けなくなり辞める→人間不信になり2ヶ月引きこもった後、3年間フリーターとして働く→コーチング&ビジネス実践しまくる→4か月で独立して、やりたいことだけする生活を送っている。岐阜県生まれ岐阜在住。

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