こんにちは、森昇/Shou Moriです!
「年収上げればいまのお金の問題が解決する!」と思ってるサラリーマンは多いのではないでしょうか。
まず事実からお伝えすると、世の中の仕組みとしてサラリーマンは年収上がってもお金の問題は解決しません。
例えば学生の頃にバイトで5万円の収入があった人が
「あと月2万円増えればなぁー」と思いつづけて
社会人になって月20万円もらっても
「あと月2万円あれば、、、」という悩みを持つように
年収1000万になろうが、年収1億になろうが、お金の問題は解決することはありません。
なぜなら給料は必要経費分だからです。
だから労働者がお金がカツカツでしんどいのは当たり前なんですよね。
そしてサラリーマンがお金の問題を解決するためには、資本主義のルールを知る必要があります。
サッカーが成り立つのはハンド禁止などのルールがあるからで、僕たちは生きてる社会にも目に見えないルールが存在します。
そのルールについて説明しやすい本が、資本論です。
ブログ読者は必読書なので、時間あれば読んでください。
話がそれましたが、あなたがサラリーマンのままお金の悩みを解決したいなら2つしかありません。
- 労働力を生み出すコストを引き上げる
- 仕事のストレスを下げる
たった2つです。
逆にこの2つが出来てないと、
人生を賭けて年収1000万稼ごうが、年収1億稼ごうが、
ストレスばかりで心と体が消耗し続ける仕事をしてるうちはお金で困る事になります。
つまりは
「こんなに稼いでるのに一向にお金が貯まらない」
「稼いでも楽にならない」
「むしろ借金が増えていく」
という負のスパイラルです。
だからこそあなたは本音に素直になってやりたい仕事をやるべきなんですよね。
これは自己啓発的な話や努力や根性の問題ではなくて、身を置いてる土台の問題であり、資本主義という経済のワク組みから言えることです。
日本に限らず世の中は資本主義です。ということは資本主義のルールを理解する必要があります。
なので
稼いでも楽にならない(むしろ悪化する)人、
一向にお金の問題が解決できない人は、
資本主義のルールに目を向け、やるべきことを戦略的に考える必要があるわけです。
サラリーマンの年収は労働力を生み出すコスト
なぜ「ストレスばかりで心と体が消耗し続ける仕事をしてるうちはお金で困る事になるのか?」というと、社会が想定してる以上に労働力を生み出すコストがかかるからです。
サラリーマンは労働力という商品を売っている
資本主義では取引できるモノは全て商品であり、サラリーマンは労働力という商品を売ってます。
下の図のように「サラリーマンの給料とは労働力を生み出すコスト」といえます。

詳しくは【衝撃】あなたの業界の給料が低い原因は「労働力を生み出すコスト」が低いから(マルクス資本論より)を参考にしてください。
給料とは使い切る前提で決められている
そしてスマホの通信量みたいに翌日繰り越しみたいな事は出来ず、給料は社会で平均的に考えて毎月使い切る事を前提で決められます。
なので月20万円であれば、「社会で平均的に考えて、この仕事量だったら20万円のコストでいいよね」という感じです。
僕のアルバイト時代は時給840円だったので、「森君の仕事量は社会で平均的に考えて840円のコストだね」という感じです(笑)
「いやいやどう考えても840円じゃない仕事量よ!?」と思っても、労働力を買う側の判断は「時給840円だよね」となります。
給料は一人一人の生産コストに合わせてないので個人的な心情は加味されない
だけど「平均的」な部分に個人の心情は加味されません。
例えばあなたが「この仕事が辛いから、あと10万円必要です。ください。」と言っても、雇う側からすれば「じゃあ辞めてください」となります。
ぼくがアルバイト時代に時給10円しか上がらなくて猛抗議したら「じゃあ他にも変わりがいるから辞めて良いよ」と言われる感じですね。あの時は辛かった。。。
だけど資本主義は契約によって成り立つので、感情抜きにして考えると、辞めたきゃ辞めて良いと言われても仕方ないと思います。
なぜならあなたは強制的に契約を結ばされたわけじゃないし、日本には職業選択の自由があり、労働者を守る労働基準法で守られてるからです。
関連記事:「仕事のストレスは自分が好きで選んだ結果」と知ると働きやすくなるよ!
当たり前ですが今の仕事は「やりたい事」であり、給料には娯楽などのストレス発散費が含まれてます。
なので
- 「楽しい」と思っても疲れるけど苦にならない精神状態で働いても、
- 「嫌だなぁ」と思ってストレスをためて心をすり減らして働いても、
心理状態はどうであれ、毎月受け取れるのは同じ20万円となります。
イヤイヤ働く人は生産コストはかかり過ぎてる
イヤだなぁと思って働いてる人は、毎月の労働力を生み出す際に悪いストレスがたくさん溜まり心に負担がかかってます。
なのでストレスを発散するために散財したり、必要以上に使うようになります。
そうやって心をすり減らすストレスを発散しないと、毎月必要な労働力を生み出せないからです。
ストレスを発散するために
飲み会やキャバクラ、
不必要なものにお金を使ったり、
お金を使う事に快感を感じてついつい借金をしてしまいます。
つまりやりたくない仕事を我慢して続けるのは、毎月決まった額のお金は入ってくるかもしれないけどその場しのぎであり、根本的な問題解決にはならないという事です。
年収が上がってもお金の問題が解決できない理由
給料は労働力を生み出し、回復し、維持するための必要経費だということを書いてきました。
そして昇給をして年収が上がるという事は、より困難な仕事をするという事であり、ストレスがたまるという事です。
つまり企業で働く労働者が収入を上げるためには、それ相応の対価を支払わなければいけないという事です。
だからこそ下の図のように、「労働力を生み出すコスト」がかかるから給料が上がるわけですね。

平社員より課長、課長より部長、部長の方が給料が高いのは、それだけコストがかかるからです。
つまり給料が上がるという事は労働力を生み出す必要経費が上がったという事であり、生活費が上がったからです。
(まぁ役職だけ会社の役に立ってないけど給料が高い人はいると思いますが、そういう人は資本主義のルールによって最終的に淘汰されます(笑))
なのでサラリーマンとして年収1000万稼ごうが、年収1億稼ごうが、
ストレスばかりで心と体が消耗し続ける仕事をしてるうちは、
「労働力を生み出すコスト」が社会の平均以上にかかり、ストレス発散の為にお金を使いすぎて
- 「こんなに稼いでるのに一向にお金が貯まらない」
- 「稼いでも楽にならない」
- 「むしろ借金が増えていく」
という負のスパイラルになり、お金に困る事になります。
サラリーマンが使えるお金を増やすためにはやりたい事をやって生活費(生産コスト)を下げる事
じゃあどうしたらいいのか?というと、嫌々働く仕事ではなくてやりたい事をやるべきです。
なぜならやりたくて仕方ない仕事の場合、下の図のように社会の平均よりも労働力を生み出すコストが下がるからです。

やりたい事をやってる時は、たとえ精神的に疲れても充実感に満たされます。
プレッシャーがかかったとしても、「疲れたけど楽しかったー!」とストレスが喜びになりますよね。
つまり仕事がストレス発散になるので、本来ストレス発散に必要なコストが浮くわけです。
例えば月給20万円のうち、3万円がストレス発散に使うであろうコストであれば、それがまるまる浮きます。
年間では、3万円×12か月=36万円のコスト削減です。
その分貯金したり、スキルアップなど、あなた自由に使えるようになります。
年収1000万円の人で、月83万円の給料の内10万円がストレス発散のコストであれば、それがまるまる浮きます。
年間では、120万円のコスト削減です。
余った120万円をあなたは自由に使えるようになります。
自由に使えるお金で知識や経験を得て、さらに高い付加価値が出せるようになれば、労働力を生み出す生産コストが上がるので年収も上がるようになります。
これがサラリーマンがお金を増やすコツです。
やりたい事をしてストレス発散のコストを減らし、生産コストを引き上げるか?がポイントとなります。
サラリーマンは労働力という商品を売るための戦略を考えながら働こう!
資本主義では取引できるモノは全て商品であり、サラリーマンは労働力という商品を売ってます。
そしてサラリーマンの給料とは「労働力を生み出すコスト」であり、労働力という商品を会社に売っています。
給料は「社会で平均的に考えて、この仕事量だったら月20万円のコストでいいよね」という感じで決められ、ストレス発散費も含まれます。
月20万円の中で、日ごろのストレスを発散しなければいけないという事です。
あなたは日ごろ何にお金を使ってますか?
やりたい仕事は給料がご褒美であり、心身を消耗するだけの仕事は給料が我慢料
やりたい仕事をして楽しんでる人は、職場で働く168時間は楽しいし、そのうえ会社から給料がもらえるという最高の環境となります。
仕事がストレス発散みたいな感覚なので、
散財をして無理やりストレスを発散しなくても良くなり、
本来使うべきストレスを発散のコストを削減することが出来るようになり、
その分を自由に使えるようになります。
だけどサラリーマンとして年収1000万稼ごうが、年収1億稼ごうか、
ストレスばかりで心と体が消耗し続ける仕事をしてるうちは
ストレス発散のコストが想定以上に書かあるので、
「こんなに稼いでるのに一向にお金が貯まらない」
「稼いでも楽にならない」
「むしろ借金が増えていく」
という負のスパイラルに陥り、
どんなに働いてもお金で困る事になるし、むしろ問題をより悪化させることになります。
つまり現代社会で問題なのは収入の格差ではなく精神的な格差ということです。
- 「やりたい事」をやるか
- 「やりたくない事」をやるか
どちらを選ぶか?が格差の分かれ道という事です。
あなたはどっちを選んでますか?
サラリーマンの立ち位置を知り資本主義のルールを理解した上で戦略的に生きよう!
ここまで書いたように、世の中の仕組みを知らないサラリーマンは年収上がってもお金の問題は解決しません。
なぜなら労働者がお金がカツカツでしんどいのは当たり前であり、給料は必要経費分だからです。
なのであなたが給料を上げて、自由に使うお金を増やしたいのであれば
- 労働力の生産コストを引き上げる
- 仕事のストレスを下げる
この2つを同時に満たす必要があります。
僕もイヤイヤ働くことを辞めて、やりたい事を仕事にして2年が経ちましたが
当時は毎月使いすぎてクレジットカードにお世話になってたけど、
いまはちゃんと貯金も出来きるようになったし、
お金でストレス発散することがなくなり、本当に欲しいモノを買えるようになりました。
なのでもしあなたが働いてもお金の問題で悩んでる場合は、資本主義のルールから考えるといいです。
あなたの仕事を楽しんでますか?
戦略的に考えて、人生を楽しく生きていきましょう!
<参考書籍>
以上、サラリーマンは年収上がってもお金の問題は解決しない理由と解決策【資本主義のルール】…でした!
森昇/Shou Moriより
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『仕事の苦しみ・職場の人間関係のストレスから解放する』マインドコーチ
社会人としての夢を描けないまま、東証一部上場企業を新卒入社後、たくさん読書をする中で、「このまま働き続けても未来がない」と危機感を覚え、10ヵ月で退職。
そして転職先を精神的ストレスで1日で行けなくなり辞めてしまう。
転職大失敗後に親しい人たちから批判されまくり、人間不信になって2ヶ月引きこもった後、3年間フリーターとして働く。
「こんな生き方で人生を終えたくない」ともがき続けたときに、コーチングと出会って衝撃を受けた後、コーチングとビジネスを実践しまくる。
その結果、3か月で独立して、やりたいことだけする生活を送り、晴れて自由の身に。趣味活動や、創作活動に打ち込んだり、好きな場所へ好きな時に行ったり、自分が興味関心を持っていることや、大好きな人たちと自由につながる毎日を送っている。
岐阜県生まれ岐阜在住。
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