
「置かれた場所で咲きなさい!」という本が、大ベストセラーになったことは記憶に新しいと思います。
要するにこの本は「嫌でも石の上にも3年」を称賛していて、我慢することを進めているわけです。
だけど僕はこれに大反対です。
もちろん何かで成果を出したいなら、継続する必要はあります。
だけど嫌な事を我慢して続けるのは大反対です。
置かれた場所で咲くこと。
要するにやりたくないとわかっていても、心の声に蓋をして我慢して生活することは
世界中にある物とは比べることが出来ないくらい
素晴らしい価値のある「あなた自身の命」をドブに棄てているのと一緒。
だから僕は

と声を大にして言いたい。

とこれからもブログやYoutubeで伝えていきたい。
いつまでも夢を諦めた大人達の妄言に付き合って、人生を無駄にしてはいけない。
➡気になるところから読む
「石の上にも3年」とかいう妄言に振り回される若者達
「今の会社に入ったけど、毎日会社行くの辛いわぁ。仕事も楽しくないし。こんなはずじゃなかったなぁ。会社辞めようかなぁ。」
アルバイトでもサラリーマンとしてでも、会社で働くと3か月目くらいには99%の人が辞めたいと思い、上司に相談したり、同僚と愚痴をこぼしあったりします。
その時、必ず言われる名言の一つに「石の上にも3年」というのがあります。
使用例はこんな感じ。
「うんうん。その気持ちわかるよ。オレも会社入った時はそうだったもんなぁ。だけど石の上にも3年って言葉がある通り、まずは3年やってみないとその仕事がやりたいのかどうかなんて分かんないし、使える技術なんて身につかないよ。辛いのは分かるけど、とりあえず3年我慢して頑張ってみて。努力していたら必ず報われるからさぁ。努力はウソつかないよ。」
これは実際に僕が言われた妄言ですが、はっきり言ってほとんどの人が会社で身に着けることができるスキルで、3年も同じ職場で働かないと身につかないものなんて存在しません。
(伝統工芸のような超専門的な技術を扱う職業は3年以上必要だろうけど)
会社は簡単にクビに出来ませんが、労働者は自由に辞めることができます。
職業選択の自由があるからです。
労働者の仕事は、基本的にルーティンワークです。そうしないと会社もリクスが高いから。
なのでだいたい早くて1日。遅くても3か月あれば習得できるものばかりです。
苦労しても大して身につかない
そして学校の勉強を思い出してほしいんですけど、嫌いな教科を勉強しても覚えることが出来ないし、何年苦労しても結局身についてないわけです。
つまり本当は、今勤めている会社で「これ以上働いても意味がない」ということが心の奥底では理解できているのにも関わらず
「石の上にも3年」という妄言が水戸黄門の印籠のように扱われ、自分の本音に蓋をされ、その上に常識という名の巨大な漬物石を置かれてしまいます。
そうして心では「この場から抜け出したい!」と叫んでいるのにも関わらず、「石の上にも3年」という巨大な漬物石のせいであなたの心の叫びを閉ざします。
「どうせ自分の人生なんてこんなもんなんだ。心の声を発するのは社会に出たら間違いなんだ」と人生そのものを辞めて、毎日つまらない生活を機械のように淡々と何年、何十年と繰り返していくわけです。
20代・30代は会社での幸福度が一番低い!
下の図は平成26年版厚生労働白書 健康長寿社会の実現に向けて~健康・予防元年~第1部 健康長寿社会の実現に向けてから引用してきたものです。

見てもらうとわかるように、幸福度の平均は
女性6,38/男性6,12
ですが、男女とも20~39歳が一番低く
女性6,03/男性5,60
となっています。
この世代というのは健康ではなく家計(すなわちお金)による幸福度が重要視されていて、昭和でいう普通の生活、当たり前の価値基準で死ぬまでいきることが出来ない世代です。
そして、そんなものぶっ壊れていると心の底では気付いてるけど、働き方を変えようにも他人の目を気にして変えることが出来ないと悩んでいる世代でもあります。
だけど独立したり好きな仕事で生きようとしても、彼らより上の世代が自分たちの価値基準から離れようものなら、ありとあらゆる手段で抑えつけようとします。
非常に生きにくく、自分がこの場所にいるのは嫌だと心の底では思っていても、我慢せざるおえないのが、いまの20代と30代です。
追記:2018年現在では、40代・50代もさらに上の世代から圧力を受けています。
集団行動VS個人が最も輝ける時代のせめぎ合いが起こっている状態です。
やりたいないことをやっている人の人生は「756倍」も損している!?
アメリカの自己啓発・能力開発の最高権威であるルー・タイスが設立したTPI(The Pacific Institute)という教育機関と、ハーバード・ビジネス・スクールの両者が協力して
合計207の会社を対象に10年間以上、追跡調査をかけたところ
〝want to カルチャー〟(心の底からがやりたい!と思って仕事をする文化)を持っている企業は、〝have to カルチャー〟(今の若者みたいにやりたくないけど仕方がなく働いている文化)を持っている企業と比較して
平均で売上高は約4倍、株価にして約12倍、純利益にいたっては、なんと約756倍もの差が結果して出ました。
もちろんwant toカルチャーを持った企業の方が756倍も高い利益を上げたということですよ笑
これすごくないですか?756倍ですよ?
半端ないですよね。
だけど、この結果はあなたの人生に当てはまります。
やりたくないことをやっている生活している人は、やりたいことをやって生活している人と比べて、756倍も損をしているということでもあるんです。
いいですか?
やりたいことを我慢しているあなたの人生は756倍も損をしているんです!
ゾっとしません?
失われた時間は二度と戻ってこない
しかも会社の場合だと利益の話だから稼げばいいだけの話だけど、あなたの時間は、一度消費してしまうと二度と戻ってきません。
我慢しているその1秒1秒はもう二度と戻ってはこないんです!
いかに嫌々「石の上にも3年」という言葉に従うことがヤバいか。
我慢して今の場所で努力することがヤバいことか。
心の声に蓋をして聞かない振りをするということが、あなたの人生に大きな損失を与えていることを理解してくれたと思います。
論理的に把握した上で、自分なりの幸せを創ると決める事
現在進行形で当てはまる人は、まずは自分なりの幸せ、価値基準で生きていくということを決意すること。
そして周りの評価基準に惑わされないように自分のペースで一歩一歩前に進んでいってほしい。
あなたの人生はあなたにしか創ることができないから。
再生リスト:仕事が辛くて悩む人が人生を変えるセルフコーチングのコツ

そしてさらに、人生を切り拓くマインドの使い方を身につけて心からやりたい仕事で楽しむライフスタイルを実現したい場合は、下記の無料動画講座を学んでください。
以上、『石の上にも三年』で嫌々働くのは命を捨てる行為ですよ?756倍も人生を無駄にするな!…でした!
森 昇/Shou Moriより
あなたは石の上にも三年を盲信して嫌々働くと、人生756倍も損するのは知っていますか?