読書して無理にアウトプットしなくていい理由【人格に反映されてる】

読書をしてアウトプット出来るようになるにはどうすればいいか知りたい。「読書をしたらアウトプットしろ!」と言われるけど抵抗感があるんですよね。。。出来ればしんどくないアウトプット方法を知りたい。

という方向けの記事です。

 

こんにちは、森昇/Shou Moriです!

この記事では「読書における正しいアウトプット」について解説していきます。

僕は今のところ月100~300冊程度の本を読んでいて、最初は例にもれず「アウトプットしろ!」と言ってました。

だけど最近は「最初は読書をして無理やりアウトプットしなくてもいい」と思ってます。

詳しくは後述してますが、本を読んだらその人の人格に何かしら反映されるものだからです。

なので一番のアウトプットは「いろんな分野の本をたくさん読んでそれを元に自分なりに思考し続ける事」ですね。外へのアウトプットは二の次です。

 

読書してアウトプットを無理にしなくていい理由

読んだ内容は何かしら自分のマインドに反映されるので、「アウトプットしなきゃ」と思って、無理に情報発信しなくてもいいですよ。

人格に反映されるから(思考や言動にあらわれる)

読書をしたらブログなり他人に話せ(アウトプットしろ)といわれますが、無理にアウトプットしなくても大丈夫です。

なぜなら読んだら人格に反映されるからです。つまりその人の「思考」や「言動」に読書の内容が現れるので、無理に情報発信しなくてもいいわけです。

たとえば小説に出てくる好きな人物がいたとしたら、その人の考え方や言動をマネしてみたりしますよね。

漫画やアニメだともっと分かりやすいかもしれません。

好きな著者の本を読み漁ると、知らず知らずのうちに著者の言動を真似したりするものなんですよね。

なので文字情報は何かしら僕たちのマインド(つまり人格)に影響を与えて反映されるので、知らず知らずのうちに読んだ内容が「アウトプットされてる」わけです。

知識量で認識できるモノゴトが変わる

ここだけの話、読書したら人格として組み込まれて、思考や言動として「自然とアウトプットされる」わけですが、読書をするほど人生がイージーモードになります。

 

なぜなら、僕達の脳は知らない事は認識できないからです。(RASとスコトーマの関係です)

さらに言えば「同じモノを見ていても持っている知識量で認識出来る情報は変わってくる」んですよね。

つまり「知識量の差がチャンスを見分けられるかどうか?」にかかってくるということです。

 

例えば「スマホ」に対する知識が「ゲームかTwitterをやるためのモノ」しかなければ、、、

スマホを使ってブログや動画撮影をしてビジネス拡大に繋げたり、ソフトバンクやドコモ、auのようにスマホを商品として扱うこともしなくなります。

スマホゲームの場合は

  • プレイヤーとしての知識→動作が遅かったり有料課金の金額に目がいく
  • ビジネスの知識→どうしたらもっと課金してくれるか?FateFGOを超えてNo.1の売り上げになるか?
  • プログラミングの知識→もっとこういうコードを使えば動作が早くなるかもしれない
  • 絵を描く知識→キャラクターのデザインに注目

というように、同じ「スマホゲーム」でも、認識できる内容が変わってしまうわけです。

 

他にも身近なスーパーで例えると

  • ビジネスの知識がある人→この店は社員が多いけどどれくらいの売り上げがあるんだろう?この場所に商品が置いてある意図は?この商品のパッケージはどんなターゲットを想定して作ってるんだろう?どんな戦略でこの店を建てたのかな?
  • ビジネスの知識がない人→いかに安く変えるか?賞味期限が1日でも長いか?

同じ場所を見てるのにもかからず、受け取れる情報が全然違うわけです。

 

そんな感じで、読書をする醍醐味の一つは「知識量を増やして認識できるモノゴトを増やすこと」です。

だけど「読書=アウトプット」になると、書籍がもってる可能性を見落としてしまい、長期的に見ると人生の可能性を狭める事になりかねません。

だからこそ記事のタイトルで「読書して無理にアウトプットしなくていい」と書いてるわけなんですよね。

 

読書におけるアウトプット方法

アウトプットには2つあるので、それぞれを意識してやってみましょう。

アウトプットを2つに分ける

「読書して無理にアウトプットしなくていい」といいましたが、とはいえアウトプットすると人生良くなるので、その方法を大まかに2つ紹介していきます。

  1. 意識しなくていいアウトプット
  2. 意識しても良いアウトプット

という感じです。

大事なことは、「アウトプット=情報発信」ではなくて「アウトプットは2つに分けられる」という事です。

最初は外に向けて発信しなくていい

1つ目の「意識しなくていいアウトプット」ですが、これは今まで話したように「人格として組み込まれるアウトプット」です。つまり読む事がアウトプットであるという事です。

そもそも「アウトプット=情報発信」をしようにも、知識がなければアウトプットすらできません。

「晩御飯つくろう!」と思ってるのに、冷蔵庫に食材がないと作れないのと同じですね。

料理を作るためには、まずは食材を買いに行く必要があります。食材を買う行為が「読書をする」という事です。

 

食材がたくさんあればいろんな料理を作れるし、僕達の人格はどんどん変化して、多方面からモノゴトを認識出来るようになります。

つまり「知識量が多ければチャンスが目の前にある事に気づける」わけです。

だからこそまずは、外にアウトプットすることなんて考えなくていいので、とにかく時間をとって1ページでもいいから本を読む事。これが最も大切です。

著者の視点で現代を観る(とくに古典)

実は無理矢理外にアウトプットする弊害もあります。

それは読み手が「インパクトがある」と思う情報を無理矢理きりとってしまうことです。

そもそも書籍の知識量が一番多いのは著者です。

なので読み手の重要度で本を読んだとしたら、「本当に著者が言いたい事が認識できなくなる」わけです。

 

たとえばショーペンハウアーの「読書について」という著書がありますが、この中には「読書は、他人にものを考えてもらうことである。」という言葉が書かれています。

なのでアウトプットの事だけ考えてると、「え!じゃあ本を読むのは無駄なのか。。。」と思い込む可能性もあります。

実際ネットでは「ショーペンハウアーも言ってるように読書なんてしなくてもいいんだよね~」と言ってる人もいますが、完全に間違いです。

そもそもショーペンハウアーは「読書をするな」とは言ってませんし、むしろ「流行の本じゃなくて古典よめ。そして読んだら自分で考えろ」と言ってます。

したがって私たちが本を読む場合、もっとも大切なことは、読まずに読むコツだ。

いつの自体にも大衆に大うけする本には、だからこそ、手を出さないのがコツである。

いま大評判で次々と重版を重ねても、一年で寿命が尽きる政治のパンフレットや文芸小冊子、小説、詩などには手を出さいことだ。

むしろ愚者のために書く連中は、いつの時代も俗受けするものだと達観し、常の読書のために設けた短めの適度な時間を、もっぱらあらゆる時代、あらゆる国々の、常人をはるかにしのぐ偉大な人物の作品、名声鳴り響く作品へと振り向けよう。

私たちを真にはぐくみ、啓発するのはそうした作品だけだ。

悪書から被るものはどんなに少なくとも、少なすぎるものはなく、良書はどんなに頻繁に読んでも、読みすぎることはない。悪書は知性を毒し、精神をそこなう。

読書についてp145-146

「ベストセラーとか分かりやすい本読むな!古典とか難しい本はどんどん読め!」という事です。

とはいえベストセラーは内容はどうであれ、マーケティングには成功してるので、「どんなことが流行なのかな?」と思って読む分にはためになると思います。

 

もちろん「100%著者が言いたい事が分かるか?」といわれると本人ではないので難しいです。

だけどそれでも「著者が言いたい事が認識できない」と、自分がとるべき未来を読み間違える可能性が高くなるわけです。

この場合だと「なるほど、ショーペンハウアーは読書をするなと言ってるから本を読むのをやめよう」という判断になったとしたら、、、

知識量が増えないから目の前にチャンスがあっても認識できなくなります。

だからこそまずは「著者がこの本で言いたい事なんだろ?」と対話する感じで読めばOKです。

読書は著者との対話なので、どんどん対話をして世界を広げていきましょう。

外に向けてアウトプットするのは手段です

「読書をしたらアウトプットしろ!」というのは外に向けてのアウトプットになります。これはこれでやったほうがいいです。

なぜなら、自分の中になるバラバラの知識を抽象化して具現化する作業は理解を深めるからです。

そして「情報発信等でアウトプットする」とは「価値を提供する事」になるので、ビジネスであれば売り上げが上がったり、人間関係であればいい人達と繋がれたりします。

 

つまり世間で言われてるアウトプットとは「自分がどんな機能を果たしたいのか?」という目的(ゴール)が必要だという事です。

ゴールがあるからアウトプットという手段が成り立つわけです。

だからこそ世間で言われてるアウトプットを本当にしたいなら、「自分が社会にどんな機能を果たしたいのか?」を考える必要があります。

つまり「ゴール設定しよう」という事ですが、この作業をすることで自分と周りの関係性は大きく変化していくので、現状もどんどん変わっていきます。

「自分と周りを大きく変化させるためにアウトプットしろ」というのが、世間で言われてる「読書をしたらアウトプットしろ」という事です。

情報を抽象化する(抽象度を上げる)

そして読書をたくさんして知識のストックが増えてきたら、持ってる知識を抽象化していきましょう。つまり「抽象度を上げる」という事です。

抽象度を上げるとは簡単に言うと一つ上の視点で考えるという事です。

 

「なぜ情報を抽象化したほうがいいのか?」と言うと、抽象化するほど「潜在的な情報」がたくさん含まれるので、新しい視点(付加価値)が生みやすくなるからです。

 

例えば「柴犬」であれば「犬」でもいいし「動物」でもいいですが、抽象的な概念にすることで「柴犬」以外の情報が潜在的に含まれることになります。

「柴犬」を「犬」として抽象度と上げた場合、「ゴールデンレトリーバー」や「チワワ」や「隣の田中さんが飼ってる犬」とかです。

動物だと犬以外にも「猫」とか「ハムスター」などの動物に包括できる情報も含まれてきます。

 

書籍に話を戻すと、本を読んで得た情報をまとめて抽象化することで、別の本との情報が包括されて全く違う分野でも似たような内容に気づいたり、独自の発想が持てるようになったりします。

そうして抽象度の上げ下げが出来るようになると、モノゴトが立体的に感じられるようになり、目の前にある悩みや問題も俯瞰して考えられるようになるので、より効果的に解決出来るようになります。

 

ちなみにコーチングでもやりたいことは、抽象度の上げ下げが出来るようになる事です。

「どうして悩みや問題になるのか?」というと、今の自分では解決できないからであり、解決出来るようになるためには、新しい意識レベルを獲得する必要があるからです。

 

いかなる問題も、それを作りだした時と同じ意識レベルで解決することはできない。( The problems that exist in the world today cannot be solved by the level of thinking that created them.)

アインシュタイン

つまり迷路を行き当たりばったりで攻略するのではなくて、いちど迷路を俯瞰して観れるようになる事で、ゴールまでの道順を把握出来るようにすればいいわけです。

それを可能にするのがコーチングでいう「ゴール設定」であり「ゴールの更新」となります。

ゴールの更新とは抽象度を上げるという事なので、ゴールを設定して更新するほど抽象度の階層を駆け上がり、いろんな情報を包括して、たくさんの可能性を発見出来るようになるわけです。

なので本を読んで抽象化する作業は、そのままセルフコーチングの上達に繋がるわけですね。

自己イメージを高める

最後に大事なのは自己イメージを高める事です。つまり「自分には価値があると思いましょう」ということです。

 

なぜならどんなにたくさん知識を得たとしても、「自分には価値がいない」「自分はバカだ」と思っていたら、知識を活用しないようにマインドが働くからです。

つまり「出来ない自分を演じてしまう」ということです。

 

これは僕が昔経験した話です。

当時は月100冊以上読書してたんですけど、「自分には価値がない」と低い自己イメージをもっていました。

そのせいで、本を読んでも得た知識を元に思考しなかったり、読書が「ダメな自分を良く見せるための手段」になってたんですよね。

つまり本来の役割である「知識の習得」や「可能性を広げること」ではなくて、単なる自己承認欲求のための手段として読書が使われてたわけです。

なので読んでも読んでも一向に目の前の現状はよくならず、思考も未来に対して絶望的なモノばかりになってたんですよね。

 

何を達成するか?は、ほとんどの場合、何を信じるのかによって決まります。

アファメーション ルータイス著P37

僕の情報発信では毎度おなじみの言葉です。

この言葉に出会った時の衝撃を受けて、「オレは自分なんてバカだとか価値がないと信じてたから本を読んでも内容はいってこないし現状が悪化してたんや、、、」と気づいたわけです。

それからコーチングを使えるようになり、マインドの使い方をマスターしたことで、今まで読んでた本の知識も活用することが出来るようになりました。

なので本当に自己イメージは高めたほうがいいです。

自己イメージを高めるとは「マインドを変える」という事ですが、詳しくはコーチングでマインドを変える方法と変わらない人が絶対にやるべき事に書いてあるので参考にしてください。

 

読書をしたら着実に血肉になってるので安心してください

無理にアウトプットしなくても、読書をしたら着実に血肉になってるの安心してください。

後は血肉にした知識を引き出せるかどうかです。その為には自己イメージとゴールが必要になります。

昔のぼくみたいに「自分はバカだから」とか「自分には価値がない」と思い込んでる場合は実感できないかもしれませんが、間違いなく人格として読んだ本の知識は組み込まれてます。

 

あとアウトプットは無理にしなくてもいいですが、ここまで書いたように、自分の頭の中だけに収めるのではなくて社会に還元したほうがもっと世の中もよくなるし、結果的に自分の人生良くなります。

そのためにもまずは読書をして未知の知識との出会いを楽しむ事が大事です。

義務感で読んでたら頭に入りませんから。(嫌いな科目の勉強と同じです)

好きこそものの上手慣れですね。

 

読書して無理にアウトプットしなくていい理由【人格に反映されてる】…でした!
森昇/Shou Moriより

 

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ABOUTこの記事をかいた人

森昇/Shou Mori

【『あなたを仕事の苦しみ・職場の人間関係のストレスから解放する』マインドコーチ】
東証一部上場企業を新卒入社後10ヵ月で退職→転職先を1日で行けなくなり辞める→人間不信になり2ヶ月引きこもった後、3年間フリーターとして働く→コーチング&ビジネス実践しまくる→4か月で独立して、やりたいことだけする生活を送っている。岐阜県生まれ岐阜在住。

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