親孝行って「社会人としてお金を親に仕送る事」「親の面倒を見る事」「親のいうことをちゃんと聞く事」だと思ってる人が多いのではないでしょうか。
これらは方法としてはいいと思いますが、実は根本的には間違いなんです。
というか社会的な洗脳でもあります。
孝行は強制するものではない。
親から子に対して親孝行しなさいと強要するのはかえって子供を親不孝に追い込む。
親は自分の気持ち1つで子供を親孝行にも出来るが親不孝にもしてしまう。自分の思い通りにならない子供を全て親不孝と思ったらそれは大きな間違いなのだ。
(論語と算盤 渋沢栄一)
最高の親孝行とはあなたが幸せになること。強制は親孝行ではない。
そもそもなんであなたは生まれたのでしょうか?
親の人生設計から考えて「将来的に面倒を見てもらいたいから」 「お金を仕送りしてほしいから」「自分の言うとおりに動く人が欲しい」思いで生まれたのでしょうか?
もしそうだったら最悪ですよね?今すぐにそんな親とは縁を切ったほうがいいです。
だって、もしそういう考えであなたを生んだのであれば
あなたのことを将来的に自分に役立てるための奴隷とかATMにしか思っていないってことです。
普通に考えればやばいですよね笑
じゃあなんでそもそもあなたがこの世に生まれてきたのかというと、この世の中で幸せに生きてほしいと思って生まれてくるわけです。
実際に40代50代の子どもとの付き合いに悩んでいる方から相談を受ける事があったり
20代30代こどもが生まれたばかりの人達に話を聞くと
色々な問題を抱えているけどその根底には「こどもには幸せになってほしい」と心の底から願ってます。
親孝行の行きつく論理は「お金」
だけど多くの人は、生きているうちにどこかのタイミングで
「こどもは親の面倒をみるのが常識だ」「社会人として親に仕送りをするのが当然だ」「親のいうことは聞くべきだ」とメディアや世間に思わされてしまい
- 年収は高ければ高いほどいいとか
- 学歴は高ければ高いほどいいとか
- 30歳までには結婚して子どもをつくりなさい
- 親が反対することはやってはいけません
っていうどうでもいい価値観を
まさに自分達にとって重要なものであるかのように刷り込まれてしまいます。
要するに行きつくところはお金が価値基準の柱になっていて、金融資本主義洗脳と言ってもいいでしょう。
さらに言えば、日本はまだまだ儒教的価値観が残っています。
「上の言うことは絶対正しい」「年上には逆らってはいけない」という精神です。
グローバル化によって少しずつ儒教的価値観はなくなってきてますが、未だに「親の言うことは絶対」という価値観が残っていたりします。
たしかに先人を大切にすることは必要な部分もありますが
「こどもは親の面倒を見るのが当たり前」とか「仕送りをするのは当たり前」と思っていたり、感じているのであれば一度冷静に考えてみましょう。
あなたは奴隷じゃないし、ATMではありません。
こどもは奴隷ではないし、ATMでもありません。
最大最高の親孝行とは、あなたなりの幸せを創り生きる事
ぼくたちは社会的に洗脳され過ぎて間違った価値観で世の中を判断しています。
だけどいったんここでその考え方を改めてみませんか?
さっきも書いたとおり
ぼくたちがこの世に生まれてくる以上、幸せになってもよくて
両親も、子どもには幸せになってほしいと思っています。
ということは「幸せ」というのは共通しているので、一つ抽象度を上げて冷静に考えてみましょう。
抽象度を上げるとは、例えば犬と猫の共通点である動物という視点が考えるということです。
親孝行の抽象度を上げると?
- あなたは自分の幸せを追求してもいい
- 両親はあなたに幸せになってほしい
ということは抽象度を上げれば、「あなたが自分なりに幸せになれば、親も幸せになる」ということです。
つまり、最大最高の親孝行は、あなたが自分なりに幸せになることです。
そして僕たちが人間的な幸せを感じるためには、人間脳と言われる前頭前野からドーパミンとセロトニンをドバドバと出して発火させる必要があります。
そして前頭前野が発火するためには、個人的な幸せではなく、他者への貢献が必要となります。
その中での方法として「仕送り」とか「面倒を見る」ってのがあるわけです。
「仕送り」や「面倒を見る」というのは方法論の一つだと思ってください。
大事なのは「あなたが自分の本音にフタをしないで、自分なりの幸せを感じて生きること」これだけです。
今、この瞬間。幸せになる覚悟して決断する
もし幸せに生きていないと感じたり、憂鬱な毎日だと思っているのであれば
この記事を見ている「今、この瞬間」から幸せになると決めてみましょう。
確かに手段も方法も変わらないけど、最初の一歩を踏み出すためにはまずは決めることが大切なポイントです。
ぼくたちは本能的に現状維持をしてしまいます。昨日までの日常を続けたいと無意識では思ってしまうんです。
本能がもっとも嫌うのは現状が変わることであり、論理的に幸せか不幸かは関係ないです。
だから今が不幸せな人は、何もアクションを起こさない限りはずっと不幸せな毎日が続いていきます。
未来を決めて、今を生きるから現状が変わっていくわけです。
だからこそまずは幸せになると決めましょう。
決めるために、言葉を変えよう!
ぼくたちの行動を支配しているものに、コーチング用語でセルフトークという自分が普段話している内容や、自分自身に対して使っている言葉があります。
そしてセルフトークを変えることで自分が信じているもの(つまり信念)を変えることが出来ます。
あなたの人生を阻んでいるのは、「私はこの程度の人間だ」とか、「あまり多くの事を望みすぎてはいけない」といった、あなたの内面に固く染みついた言葉の呪縛です。
「私にはだいそれた望みを叶える力はない」という自分自身の信念が、あなたのを今の現状に縛り付けているわけです。
この信念は、何によって作り出されているのかと言えば、言葉によってです。
これまでの人生において、あなたは他人からそう聞かされてきたし、自分でも自分にそう言い聞かせてきたはずです。
たかだか言葉にさらされつづけるだけの単純なことで、人間は「自分はこの程度の人間だ」とか「自分にはできない」などと思い込んでいます。
言葉というのはたいへん危険なシロモノです。
しかし、いっぽうで、こうした言葉がもつ力を逆方向に利用してやることは、簡単なことです。
単純にいえば、「私はすごい人間なんだ」とか、「自分にはできる」という言葉を、自分で自分に言い聞かせるわけです。
たったそれだけのことでも、人間にマインドは非常にポジティブに変わってしまいます。(p38-39
”言葉”の4ステップ
そして、あなたの人生を決めてしまうセルフトークには4段階あります。
第一段階は、「無理だ」「できるわけがない」というあきらめです。過去のセルフ・イメージがもたらすネガティブなセルフ・トークであり、多くの人がこれによって縛られています。まずこの状態から脱することが必要です。
第二段階では、「~するべきだ」「~であったらいいなあ」という目的論的なものが生まれてきます。しかし、問題を解決する手段がないため、この段階のセルフ・トーク では何の変化も起こりません。
第三段階では、「もうこんなことはやめよう」「こんな状態から抜けだそう」 などの”誓い”が生まれてきます。この段階になると、目標に向かい、問題を解決している自分のイメージを探し始めます。
第四段階は、探している新しいイメージについてのセルフ・トークが生まれます。ここにくると、「次はこうする」、「明日はこうありたい」という新しい次元に向けたセルフ・トーク を行うようになります。(p80-82
セルフトークのコントロール方法についてさらにガッツリ学びたい方は、YouTubeの再生リストにてまとめてあるので下のリンクをクリックして視聴してください。
再生リスト:超重要!セルフトーク&コントロール方法 言葉を変えるコツ・やり方
あなたは変わる一歩手前まで来ている
実は、このブログを見ている人は、セルフトークの第三段階目まで来ています。
「つらい生活は辞めよう」
「自分だけ苦しむ毎日を改善しよう」
今の現状から抜け出そうと無意識がフルに働いているはずです。
なぜならぼくは、セルフトークで言う第三段階の人
つまり、「もうこんな毎日は辞めよう!」と心に誓ってる人に対して情報発信をしているからです。
それ以外の人には「私には必要ない情報だから」って、必要なワードを検索した時にブログ記事が目に留まったとしてもスルーしてしまいます。
なぜなら僕たちの脳は、自分にとって重要だと思う情報しか認識できないように出来ているからです。
だけどこのブログを読んでいるあなたは違います。
意識しているかどうかは分かりませんが、「もうこんなことは辞めよう」という第三段階まできているんです。
ですが第三段階から第四段階まで行くには、あなたの意志の力が必要になります。
つまりは今までの中で話をしてきた「自分なりの幸せ・価値基準で生きると決める」ことが必要になるという事です。
あなた2つの道を選ぶ段階にいる
あなたは今、2つの選択肢を選ぶところまで来ています。
1つ目は、このままいつも通り生活をして現状維持の毎日をくらし、周りに価値観や常識にイヤイヤしたがって間違えた親孝行をするのか
2つ目は自分なりの幸せを創る、幸せになると覚悟して、決断して、行動して現状を変えて、本当に親孝行をして周りの人を幸せにするのか
この2つです。そしてあなたには選ぶ権利があります。
さらにあなたは、周りの人を幸せにして、自分も幸せになる使命があります。
なので、もっと自分自身を大事にして生きていきましょう!
追記:もし親孝行したくない!と思うのであれば、それでも全然OKだし、むしろ親孝行しないほうがいいです。
動画:コーチング 親孝行したくない?ならしなくていい!理由と解決策
なぜなら親孝行をHave toに感じるということは、親に対して何かしら嫌な気持ちにされたことがあり、あなたの中で精査できてないからです。
つまり、あなたの本音では、親のことが嫌いという本音が隠れているかもしれないということです。
だからこそまずは、あなたの親に対する本音を心の中で認めてあげること。
あなたが前に進むのは自分の本音を向き合って認めてからでもおそくないですよ!
以上、最高の親孝行?あなたが本音に素直になって幸せに生きることだよ!強制する親孝行ほど子どもを奴隷にして不幸にする。…でした!
森 昇/Shou Moriより
追伸:6か月で嫌な仕事を辞めてやりたい事だけする毎日を手にしたコーチングの秘訣を公開中
「いやいや働く人生を辞めたいけど、、、」
僕は元々コンプレックスをこじらせたダメ会社員で
自分が何をしたいのか?分からず
未来に希望を感じられない毎日を送っていましたが、、
今では会社を辞めても十分な収入を得られて、
毎日やりたいことだけして生きられるようになりました。
将来の不安やプレッシャー、時間など
あらゆるストレスから解放されて、
マイペースに暮らして心から幸せだと思える毎日です。
▶心からやりたいことを仕事にして未来に希望が持てるようになった森昇/Shou Moriの物語
社会人になってすぐ、自分の生き方に疑問を感じるようになりました。
「こんな働き方を一生続けて幸せなのか?」と。
そうしてコーチングを学ぶ機会を得て、
やりたいことが見つかり、
会社を辞めてマインドを扱うプロのコーチとして
ほぼ自動化して月収307万円到達。
経済的な自由
時間的な自由
精神的な自由
これらを獲得できるようになりました。
やりたことや特別な才能がなく、
ビジネスを学んで行動しても稼げなかった平凡な僕でも、
正しいやり方を学び、正しく行動したことで、
あっさりと人生を変えることができたのです。
そして100名以上にコーチングを行い 昔の僕と同じく仕事で悩んでいる方達が
人生を切り拓くマインドの使い方を身に着けて、
大好きな人達と仕事に心から満たされる生き方を実現できるように、
これまでのコーチング活動の中で得た知見をもとに
仕事の悩や人間関係の悩みを解消するだけでなく、
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