こんにちは、森昇/Shou Moriです!
風邪や熱が出た時に、会社や上司が休ませてくれなくて困っている人は多いのではないでしょうか。
毎日ハードに働いている会社員は、特に病気にかかりやすいですが、大事を取って休もうとしても「風邪や熱で会社休むなんてダメだよ」とか「体調管理が出来てないのは社会人として失格だよね」と怒られてしまいます。
ぼくも会社勤めをしたことあるので言われたことありますが、冷静に考えると「風邪や熱で会社休むのNG」っていう思考は絶対に間違ってるんですよね。
「風邪や熱で休むのは社会人失格」がおかしい2つの理由
バイオテロになる可能性があり、マクロな視点で考えたら社会全体の生産性を下げてしまうからです。
風邪や熱で会社に来ると「他の人にうつすかもしれない」と考えないのはヤバい
風邪や熱で体調が悪いまま会社に来ると、周りの人にうつす可能性があるかもしれませんよね?
もしサービス業など、お客さんと顔を合わせる仕事であれば、身体の中にあるウィルスが相手にうつってしまう可能性もあります。
つまり会社規模で考えたら「労働力が減る」ですが、社会規模で考えたら「バイオテロ」なわけです。
お客さん側の立場から考えても、「仕事場に来るなよ」とか「風邪引いてるのに来ないで!うつったらどうするの!?」って思いますよね。
他人から風邪をうつされたらイラっとしませんか?
そして、風邪薬や解熱剤ではウィルスは止められないし、マスクをしていても100%カットできるわけではありません。
そう考えた時に、2次災害が起こるかもしれないわけで、、、危険なウィルスを持った人を、わざわざくだらない常識のために来させる方がどうかしてますよね。
どんなに気をつけても風邪はひくし熱は出る(努力ではどうにもならない)
それに当たり前ですが、どんなに予防をしても100%防げるわけではありません。
どんなに気を付けて体調を管理したとしても、風邪をひく時はひくし、熱出る時は出ます。
つまり「どんなに気を付けていたとしても、完璧に防ぐことなんて不可能」なんです。
本来、風邪を引いたり熱が出たら「運がわるかったな」くらいなコトなんです。
自分ではどうしようもできない確率的なことに関して「体調管理ができてないなんて社会人失格!」なんて考え方は、ちょっと根性論過ぎませんか?
体調悪くなったものはしょうがないわけですよ。
それに仕事の面で考えるなら、無理して仕事をしてもらうよりも、1日でも早く治してバリバリ働いてもらったほうが間違いなく生産性は上がります。
「風邪や熱で休むのは社会人失格」が通用しない世代の生き方
自分自身を大事にして長期的な視点で考える事です。
無理せず身体を休ませることが立派な社会人です
「風邪や熱を出して会社を休むなんて社会人失格」「薬飲んでも働きに来い」って考え方は、働けば働くほど経済成長していた時代の常識です。
「いかに高い付加価値を作るのか?」を考えずに身体を動かせば売上が右肩上がりになっていた時代や、ルーティンワークだけやっていれば勝手に給料上がる時代の時は通用したかもしれません。
だけど今は付加価値が情報空間に移行してるので、「労働の価値を上げて付加価値を増やしていくことが必須」になってます。
つまり「いかに抽象思考し続けて、世の中のニーズを満たすのか?」という頭脳労働が中心となってるわけです。
特にこれからの社会では、常に抽象思考をし続けて付加価値を上げてく必要があるので、「風邪や熱が出ても働け」と、とにかく身体を動かして「いかに長く働いたか?」では通用しません。
仕事だけでなくて人生全体で考える
仕事だけで考えるのでななくて、健康などの人生全体で考える人が、これからますます富む時代です。
むしろ「体調悪くてもとにかく働け!」という根性論的な考え方の人は、付加価値を高めていくための抽象思考が出来ないので、格差が急激に広がる現代社会では、気づいたら貧しくなってしまいます。
僕たちはほぼ間違いなく一生働き続ける事になります。
そして単純労働だけして給料があがって、「定年退職&年金暮らし」で逃げ切れる世代ではないので、通用しない変な常識に縛られると、ますます生きにくくなるだけです。
働く意味を再確認していこう
時代は大きく変化して、働き方も価値観もパラダイムシフトを起こしてます。
産業革命以上の変化じゃないかなと思います。まさに僕たちは時代の激流の中で泳いでいるわけですね。
なので僕たちがやるべき事は、働く意味を再確認することです。
僕はマインドコーチとしても活動してますが、セッションをする時には必ず「仕事のゴール」についてもう一度再確認していきます。
まず仕事の定義を明確にします。
仕事とは「自分の機能を社会に提供してよりよい社会を実現する事」です。
つまり自分が「どんなことで社会にかかわりたいのか?」が仕事だという事です。
例えば
提供してる価値:おいしいお菓子を食べて幸福感を得る事で、日ごろのストレスを解消してほしい
みたいな感じです。
職業は「仕事のゴールを達成するための手段」なわけですね。
仕事のゴールの設定方法については仕事をする意味がわからず働き疲れた人が知るべき働く意味と決め方を解説します!を参考にしてください。
自分で働き方を選べるポジションに移行する
僕たちは間違いなく一生働き続けます。
平均寿命も100歳超えることは間違いなくて、例えば現在30歳だとすると、、、あと70年も働き続ける事になります。
となると企業の平均寿命は23.5年(東京商工サーチ)なので、一生のうちで3回は会社を変わる可能性があるという事です。
つまり僕たちは、「同じ場所で一生働き続ける」ポジションをとるのではなくて、「自分で働き方を選べる」ポジションに移行すべきという事です。
「じゃあどうすればいいのか?」というと、まずは「自分は自由に働き方を選べる人間だ」という自己イメージを創ることです。
なぜなら僕たちは「自分が正しいと思ってる自己イメージ通り」に、現実を創ってしまうからです。
潜在意識は、自分がどれほど優秀か、どれほど成功しているか、どれほど壮健か、どれほど頭が良いいか、どれほど愛情豊かかという、現在のあなたの考えを守ろうとします。
以前はどうだったか、将来はどうなりたいか、どんな潜在能力があるのかを考慮に入れることはありません。
現在のあなたが十分だと決めたことを維持するのです。
アファメーション ルータイス著p121
だからこそまずは自分自身を変えていくべきです。
「自分で働き方を選べる」ポジションに移行すべきいうと、例えば「自分で稼ぐ力を身につける事」です。
なぜなら僕も経験しましたが、苦しい環境に身を置かざる負えない原因は「職場を辞めたら食べていけない」という恐怖心があるからです。
だからこそまずは周りではなく自分自身を変える必要があります。
そのための方法は個人が事業で稼ぐ力を身につける為に絶対変えるべき5つの思考と行動にまとめてあるので参考にしてください。
どんどん休んで長期的に人生を考えて生きていこう
短期的に考えたら体調不良を押して我慢して働いたほうがいいかもしれませんが、単純作業的な仕事は残念ながら、人工知能の普及でなくなっていきます。
このまえ東京に行ってホテルに泊まった時にびっくりしたことがありました。
それはホテルのフロントが1名しかいなくて、清算やチェックインなどの作業をすべて「備え付けの機械」で、お客さん自身がやるようになっていたことです。
ビジネスホテルだと「全てフロントを通すもんだ」と思ってましたが、まさか機械でやるなんて思ってもみませんでした。。。
今回はホテルの話でしたが、これから人が特に携わらなくてもいい作業は機械化することは間違いないありません。
コンビニも2025年までに自動レジを導入するという方向で動いてますし、単純作業という「やらなくていい仕事」を代わりにやってくれる時代は、すぐそこまで来てます。
だからこそ僕たちは、自分で高い付加価値を生み出せるように、今から働き方を変えたほうがいいです。
そういう意味でも「風邪や熱で会社を休むなんてNG」とか「体調管理が出来てないなんて社会人失格」なんていう間違った常識を捨てる事から始めるべきです。
「10年後、20年後に付加価値を高めて、自分の1時間当たりの価値を最大化するためにはどうしたらいいんだろう?」
と長い目で考えて、働き方を選択した方がいい事は間違いありません。
そのためにも10年後、20年後のゴール(目標)設定をしてみるといいです。
風邪とか熱が出た時はさっさと休んで、将来を見据えて行動してきましょう。
もしあなたが将来を見据えた正しいゴール設定ができるようになることで、「風邪や熱で休むのは社会人失格」という現状を打開して、仕事の悩みを解消出来るようになりたい場合は、下記の無料動画講座で学んでください。
いらない常識はどんどん捨てると生きやすくなるし、長期的に見たら体調が悪いときは休める状態になることが、自分を含めて社会全体のためになりますよ。
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