自己肯定感を上げる方法を知りたい。
ノウハウばかり身につけて行動できない自分に腹が立つし、結局マインドが大事だと思う。
高めた自己肯定感が下がらない方法を知りたい。
という方向けの記事です。
こんにちは、森昇/Shou Moriです!
今回は
- 謙虚をやめると自己肯定感が上がる理由
- 自己肯定感を高める方法
について解説していきます。
この記事を書いてる僕はマインドコーチとして活動していて、セッションを通してクライアントさんたちのマインドを変化させるお手伝いをしているので、自己肯定感を上げるのは専門分野です。
セッションを通して自己肯定感を高める手段を身につけることで、自然と自分に自信が持てるようになり前向きに行動出来るようになり、ゴールも次々と達成出来るようになっています。
自己肯定感を上げる上でポイントになることは、正しくマインドの仕組みを理解することです。
僕たちの人生をダイレクトに決めてるマインドについて理解を深める事で、自己肯定感をサクッと上げることが出来るようになります。
自己肯定感を着実に上げる方法は謙遜になるのをやめる事です
結論からお伝えすると、自己肯定感を上げるポイントは謙虚になるのをやめることです。
謙遜が自己肯定感を下げる
僕たちは暮らしてる日本社会では謙虚になる事は美徳と思われてますが、「そんなことないですよ」と謙遜になるほど自己肯定感を下げてしまいます。
なぜなら謙虚の裏側には「自分なんて才能も能力もそこまでないですから」という低い自己評価および自己否定の意味が隠されてるからです。
例えば子どもの頃に「○○君は絵がとても上手だよね!」と褒められたとします。
その時に多くの親は「いえいえそんな事ないですよ。」と謙遜しますが、その言葉の裏側には「この程度の絵なんてほめられる価値ありませんよ」という意味合いを含んでいます。
そして子どもながらにモヤっとした気分になります。
モヤっとなる感覚は正しくて、子どもながらに「良い絵がかけた!」という自負心があるのに、世間体を気にする親の何気ない一言によって自己肯定感を下げられてるからです。
そして子どもにとって親が世界のすべてと言ってもいいです。
なので親のやり取りを見て「世の中では自分が自信を持っていても謙虚に振る舞わないといけないのか」と思い込むようになります。
その結果、どんなに自信があったとしても「そんなことないですよ」と謙虚に振る舞う事で、無意識的に自己肯定感を下げ、自己否定をして、自分の中にある才能を殺していきます。
大人になってやりたい事が分からない原因も、実は当たり前にやってる謙虚にあるんですよね。
良かれと思ってやっている謙虚が実は自傷行為であり自分を殺してるというのは知っておくべきでしょう。
受け入れた言葉が自己イメージを作る
さらに僕たちのマインドは自分が受けいれた言葉で自己イメージを形成します。
言葉には必ずそれに対してのイメージと感情がセットで結びついています。
言葉によってイメージと感情が想起されることで、僕たちの脳では一度体験したことになり、無意識に刷り込まれていくわけです。
その蓄積が信念体系を作り、自己イメージを作り、目の前の認識を作り、行動を決め、人生を固定化します。
これがよく言われる「言葉が人生を決める」という事です。
具体例を上げてみます。
- 言葉:そんな事ないですよ
- イメージ:自分を否定して出来ない自分が思い起こされる
- 感情:落ち込みや痛みなどのネガティブなモノ
言葉→イメージ→感情で1セットになっていて、繰り返し言葉を使い続ける事でその世界観が当たり前になっていきます。
つまり謙虚になればなるほど頭の中で謙虚な自分を何度も演じ続けることになり、気づいた時には思考も行動も「能力が低い自分」を演じてしまうという事です。
無意識は自己イメージ通りに働く
そして僕たちの無意識は自己イメージ通りに働きます。
コーチングでは創造的無意識と言いますが、「これが自分だ」とあなたが受け入れてる内的なイメージを保つことで、現実を維持する働きの事です。
- 自分がどんな人間でどういうことが出来る人なのか?
- 何に怒っていて何に困っているのか?
- 何を解決したくて何を欲してるのか?
- 何に諦めていてどういう認識を持っているのか?
をいちいち確認する必要がないのも、無意識が自己イメージ通りに働いてるお陰です。
だけど無意識には客観的に観て良い悪いは関係ないので、謙虚な自分のように自己肯定感を下げてモノゴトを成し遂げられない自分を維持し続けてしまうわけです。
創造的無意識は周りにも影響を与える
さらに自己イメージ通りに潜在意識が働く創造的無意識は、今の自己イメージを維持しようと強烈に働くので、周囲の人のあなたに対する行動にも影響を与えることがあります。
なぜなら僕たちは客観的に正しいとか事実ではなくて、自分が信じる正しさに従って行動するからです。
例えば声の調子、表情、態度などのボディーランゲージは、自己イメージと結びついてます。
自分の事を謙虚だ(自己肯定感が低い)と思ってる人は、周りから見ても自信なさげな雰囲気を発するし、苦しそうであり緊張した顔つきになります。
腕組みをして眉間にしわを寄せて目をそらす事で「私は自分に自信がないんです。一人にしておいてください」とアピールすることになります。
そして話題を振られたり褒められたりすると「いえいえ私なんて大したことありませんよ!」と、とっさに謙虚な自分を演じてしまう事になります。
「もっと自信を持ちたい!」と思うものの、内心では「自分には価値がない」と信じていれば、チャンスが目の前にあっても、「出来ない理由」を天才的に見つけて行動に移せない自分を演じてしまいます。
褒められても自分にはふさわしくないし恥ずかしいと感じていれば、緊張がのどを締めて声の調子を変えたり手足を震わせてパニックになったりします。
ヒドイ場合は褒めてくれる人に対して「この人は何か裏があるかもしれない、、、」と疑いの目を持ったり否定的にみるようになってしまいます。
そうして謙虚な自分イメージを維持し続ける事で、周りからあの人は自分に自信がないとレッテルを貼られてしまい、自己肯定感が低い人という前提で扱われてしまうわけです。
なので自己肯定感を上げたいのでれば、謙虚をやめることから始めるべきなんですよね。
【注意】謙虚を辞める=横柄になるではない
「じゃあ謙虚を辞めるとは横柄になれということか!」と疑問に思う人もいるかもしれませんが、そうではありません。
褒められたなら素直に受け取って、自分には価値があることに気づいていきましょう。という事です。
人生をより良くする過程のなかで自分を貶めなくてもいいし、称賛は素直に受け取って自分を向上されればいいということです。
「横柄になる」というのは「自分を変えられないから他人を蹴落として高く見せる」という行為であり、無意識的に分かっているので、自己肯定感は上がることはなく逆に下がってしまいます。
なので僕は横柄になる事をおススメしないし、クライアントさんたちに伝えてる方法は他人を見下さなくてもしなくても自分を変えて自己肯定感を上げる方法です。次から解説します。
自己肯定感を高める方法(マインドの正しい使い方を身につける)
自己肯定感を高める方法について解説していきます。
使う言葉を変える(セルフトークのコントロール)
普段使ってる言葉を自分で選んだり変えることが、自己肯定感を高めるために必要な事です。
コーチングでは言葉を変えることをセルフトークをコントロールと言います。言葉によって自己イメージが決まり無意識がその通りに動くので、まずは自分に対する言葉を徹底的に変化させていきましょう。
僕たちは客観的に正しいとか事実ではなくて、自分が信じる正しさに従って行動します。
そして内面の世界観は言葉(とイメージと感情)で出来てます。つまりマインドは言葉の影響をダイレクトに受けてるという事です。
キリスト教であれば
はじめに言葉ありき。言葉は神と共にあり、言葉は神であった。
ヨハネによる福音書1章1節
孔子でいえば
名を正す
「論語」子路
という事です。
これまでの例で言うと、「そんなことないですよ」などの謙虚な言葉を一切使わないと決める事です。
せっかく褒められてるので「そんなことない」と自己否定するのではなくて、「ありがとうございます」を使っていきましょう。
相手からの賛辞は素直に受け取ってもいいんです。それが皮肉であろうと関係ありません。
ちなみにセフルトークのコントロールのポイントは身も蓋もないですが、徹底的に意識に上げて理想にあわせて変えていくことです。
ここでいう理想とはゴールのことであり、自己肯定感が高い自分が受け入れたり使ってるであろうセフルトークが、いまのセルフトークを変える基準となります。
この記事を読んでるあなたであれば、「私なんてそんなことないですよ」などの謙虚であり、自己肯定感を下げる言葉は使ってないはずなので、それらを言いそうになったら「ありがとう」や「どういたしまして」などに言い替えましょう。
とても地道な作業ですが、セルフトークのコントロールは確実に効果はあります。
周りに対しての態度も変える
自分が受け入れる言葉を変えつつ、周りに対しての態度も変えていきましょう。そうすることでさらに自己肯定感は上がりやすくなります。
なぜならマインドを変えるには身体性が伴うからです。身体性には行動も含まれます。
僕たちのマインドは臨場感が高い方を現実に選ぶ性質がありますが、一番臨場感が高いのはいま過ごしてる物理的現実世界だからです。
頭だけで自己肯定感が高い自分を演じてても妄想に終わる可能性が高いという事です。
なので目標(頭の中のイメージ)と態度(現実の行動)を一致させることが自分を変える秘訣です。
- 目標を達成してる自己イメージ:自己肯定感が高くて行動的な自分
- 普段の態度:謙遜せず「ありがとう」と言って自分に誇りを持つ
相手に褒められたら笑顔で答えるといった感じです。
蛇足になりますが、
- コーチングが使えるようになってマインドが次々と変化する人と
- 何年も学んでるけど一向に変化しない人の明確な違いも
目標と態度を一致させてるかどうかです。
コーチング的言えば、自分のゴールに対して普段の生活でゴール達成の為の行動をしてるのか?です。
セルフトーク一つとっても
- 変化してる人:今この瞬間でさえ常にゴールを達成した自分を基準にセルフトークを取捨選択している
- 変化してない人:ゴールを設定しても3秒くらい意識してるだけで、それ以外は今までの自分が使っていた言葉を変えずに生活をし続けている
といった感じです。
たとえ目標を設定しても、今この瞬間の態度も変えてなければ僕たちは自己イメージ通りに無意識を働かせるので、そりゃあ人生変わりませんよね。
なので自己肯定感を上げたい人も、「自己肯定感が上がって人生を楽しんでる自分」と「それに見合った態度」を常に一致させるように意識し続けましょう。
人生を自分ごとにする事です。変化に魔法はありません。
失敗しても褒める(甘くするのとは違う)
これは意外といわれてない事ですが、失敗しても褒めると自己肯定感が上がります。
そもそも誰も失敗したいと思ってないし、当時の自分では一番成功確率が高い選択を選んでるはずだからです。
なので失敗だと思った結果はベストだし、今段階で失敗だと思っても将来的には成功のきっかけになる場合も普通にあります。また逆も然りです。
全ての物事は仮説検証の繰り返します。ということは人生には失敗もセットだという事です。
なので失敗は褒めてもいいわけです。
そして大事なのは「失敗というデータを元に次はどうするか?」です。
行動した結果を次に生かす事が重要です。なので成功も失敗も一つのデータサンプルであり、次に活かせればOKです。
そうして失敗しても褒めると上手くいかない事に過剰に恐れなくなり、もっとクリエイティブな発想になるし、自然と自分に価値があると思えるようになるので自己肯定感も上がりやすくなります。
自己肯定感が下がっても高められる技術を身につけると人生イージーモードになります
地球には潮に満ち引きがあるように、僕たちの人生にも上がり目と落ち目があります。常に一定に保とうとするホメオスタシスの作用です。
なので自己肯定感は上がり続けるのではなくて常に上がり下がりを続けて上昇していきます。
「自己肯定感を上げたい」という人の多くは「下がってはダメだ」という強迫観念が埋め込まれてますが、下がることを怖れるあまり具体的な解決策に移れず、変わらない日常を送ってしまうケースも多いです。
なので大事なのは自己肯定感が下がっても高められる技術を身につけることです。それがコーチングであり正しいマインドの使い方です。
自分の力で自己肯定感を高められれば、例え自己肯定感が下がっても上げれるので問題ありません。
実際クライアントさんを見てるとテンションの上がり下がりはありますが、今回書いた手段とセッションによる体感を元に自分でマインドをコントロールして自己肯定感を上げる手段を身につけているので、自然と「下がっても大丈夫。また上げられる」と楽になっているし、その結果自然と自己肯定感を上げられています。
自己肯定感を上げるためには言葉を変えていく事。
まずは「そんなことないですよ」と謙虚になる事を辞めましょう。
謙虚になる事をやめて自己イメージが書き換われば人生イージーモードになりますよ!
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以上、自己肯定感を着実に上げる方法は謙遜になるのをやめる事です…でした!
森昇/Shou Moriより
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自分が何をしたいのか?分からず
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