こんにちは、森昇/Shou Moriです!
実は物事というのは、安定している状態を保つことが一番難しいです。
この世は諸行無常。と言われます。
そうやって言われると「そうだよね~。世の中は常に変化し続けてるもんね~」と分かった気もしますが、実際に自分の生活に落とし込もうとすると、ホメオスタシス(恒常性維持機能)が顔をのぞかせます。
刹那瞬ごとに変化し続けて同じ世界が存在しない諸行無常が現実であり、常に安定を選ぶホメオスタシスの恒常性維持の方が幻想であるにも関わらず、僕たちは臨場感が高く、理解しやすい安定(という名の幻想)を無意識に選びつづけます。
「じゃあなぜ理解しやすいのか」?と言えば、目の前に存在する世界(つまりは昨日までの慣れ親しんだ現状)は情報量が小さいからです。
なぜ情報量が小さいのかというと、物理空間は情報空間の最下層だからです。抽象度における潜在的情報量で考えると、目の前に存在してる世界は情報量が一番すくないわけです。
安定とは、脳のコピペでありサボり
安定ということは、今日と変わらない明日が続くということです。
今日と変わらないのであれば、終わりなき日常が「今日」という形で単純再生産されるだけです。
今日のコピペが明日ならば、脳はそのCPUを消耗せずに終わることができます。脳は基本的にサボりたいので、とにかく低消費モードを好み、徹底的にサボります。
それが本人にとって、今この瞬間が苦痛であり絶望に満たされた世界であろうと、脳(つまりは無意識)は情報量の少ない変わらない日常を選択します。
ホメオスタシスは変わるための機能であり、変わらない理由にならない
ですが実は、ホメオスタシスは変わらない理由になりません。なぜならホメオスタシスの機能とは、環境(臨場感が高い現実)にあわせて生体が「変わる」機能だからです。
熱いと汗をかくように生体が変わり、寒いと筋肉を振動させるように生体が積極的に変わります。
汗をかいて体温を下げたり筋肉を震わせて体温を上げる事によって、たしかに体温は維持されますが、肉体の状態やエネルギーの貯蔵量など、他は大きく変化します。
例えばあなたの日常は何一つ変化してないように思えますが、あなたが生きてる世の中は24時間前に得た知識が役に立たないと言われるくらい、想像を軽く超えるくらい変化しています。
濁流だけど、膨大なエネルギーを使うことで船が同じ場所に停泊し続ける感じですね!
安定は、最もエネルギーを消費するし状態を保つことが一番難しい
そして同様に「物事というのは、安定している状態を保つことが一番難しい」です。
同じ状態を続けるのにはものすごいエネルギーが必要です。汗をかいたり、筋肉を振動させるにはものすごいエネルギーが必要です。
ワニなどの変温動物は、周りの温度が自分の体温です。しかし僕達、恒温動物は体温を維持するために、猛烈なエネルギーを使っています。
氷を解かさないためには、冷やし続けるしかなく、沸騰したお湯を沸騰させ続けるには、エネルギーを投下する必要があります。
環境を変えて、今までの自分を保ち続けるエネルギーを未来に使うと爆発的な変化を生む
そして「変化や成長が難しい」、「自分の習慣を変えることが難しい」などとよく耳にします。
なぜ彼らにとって変化が難しいのか?それはホメオスタシスゆえであると同時に、安定という幻想ために猛烈なエネルギーを投下しているからです。
繰り返しますが、ホメオスタシスは生体と環境の関数である以上、環境を変えれば生体は変わります。
体温と気温の関係のように、今までの自分という自我と今まで慣れ親しんだ環境を変化させると、変化するための圧倒的なエネルギーが生まれます。
変化と安定のバランスを崩すと、どちらかに偏る
世の中は不安定と安定のバランスで構築されています。
体温も常に一定であり、1日の中でも上下を繰り返し、バランスを取ってます。
僕たちがその場に立ち続けられるのも、重心線と支持線のバランスを保ってるからです。そして両者のバランスを崩すと、人間は歩くことが出来るようになり、さらにバランスを崩せば、走ることが出来るようになります。
つまり変化と安定も特殊な拮抗関係が存在しており、バランスを崩せば、あっという間にどちらかに偏るということです。
そしてどちらに偏るのか?は、あなたが持っているゴールと臨場感の強い方です。
今の自分と環境を変えなくてもいいゴールに臨場感が強ければ、どんなに変化を望んで頑張って行動しても、無意識は現状維持を選択するし、逆に現状の外にゴールを設定して、達成した自分が身を置いてる環境に対して今まさに体感してるくらい臨場感を強めれば、無意識は変化を選び、そちらにホメオスタシスが働きます。
変化と安定のバランスを崩すために、囚われを観察する
そして変化と安定も似ています。そもそも安定した状態が安定なのではなく、安定した状態はちょっとした刺激(例えば歩くために支持線と重心線をずらす)で、急激に変化する状態です。
逆に安定するために膨大なエネルギーを使っているのを、ちょっとでもやめれば(それが何らかの刺激をきっかけに)、一気に加速度的に成長し、ゴールへ爆進することができます。
「自分は変われない」と嘆いて安定にエネルギーを使うのではなく、セルフトークを意識に上げて観察して、何が自分の現状を打開する重しとなり、何が一歩を踏み出す自分を拘束する鎖となり、何が自分の可能性を見えなくしている壁になっているかを見極めることです。
セルフコーチングを愚直に行い、パーソナルコーチングを受けた人達が、これまでの自分の世界を軽々変化させ、次々と壁を乗り越え、周りから見たら奇跡のような事を余裕で成し遂げているのも、本来持ってる膨大なエネルギーを安定ではなくゴールに使えているからです。
そしてその重りや鎖をより重くして、壁を高くするのに、いかに自分がクリエイティブになっているかに気付けば、大きく変われますよ。
あなたは今この瞬間の自分も、現在の状況も超越して、目標を達成する方法を学ぶことができます。
現状を否定すべきだといっているのではありません。
現状を認識するのは、変化のプロセスの重要なステップです。
しかし、現状に縛られてはいけません。
宇宙が固定されていないように、世界も生物も固定されてはいません。
みなさんも固定されてはいません。
自分の将来をどのように選ぶか、どのように創造するか、どのように基礎を築くかを学ぶことができるのです。
現状が固定されたものだと信じれば、「こういうものなんだ」という誤った考えにとらわれてしまいます。
「いつもこうだった。これからも変わらない」と思ってしまいます。
しかし、現在が永久に続くことはありません。
アファメーション ルータイス著p39
どんどん脳に負荷をかけて身を置く環境を変化させ、諸行無常を体感しましょう!
以上、物事は安定している状態を保つ事が一番難しい。人生も同じで普段から身を置いてる環境について考えるべき…でした!
森昇/Shou Moriより
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