自分を変えたいけど失敗するのが怖いくて行動できない。
挑戦してみたいと思ったことがあったけど、けっきょく失敗を怖くて行動に移せなかった。
失敗に対する恐怖を克服して行動できる自分になりたい。
という方向けの記事です。
こんにちは、森昇/Shou Moriです!
失敗を怖れる心理を理解して失敗に対するネガティブな感情を克服するマインドにする方法を知ることができます。
この記事を書いてる僕は転職失敗して挑戦するのが怖いと思っていたけど、コーチングを使ってマインドを変える事で失敗に対する恐怖を克服して独立。やりたい事を全力で楽しむことが出来てます。(自己紹介)
ポイントは「過去は未来の自分に関係ない」という事と「未来から考える」という事です。
なので今回はコーチング(脳と心の働き)の観点から、失敗が怖い自分を克服して人生楽しむ正しい脳の使い方についてお伝えしていきます。
失敗が怖いという心理は変えられる(マインドのメカニズムを理解しましょう)
失敗が怖い理由は情動記憶という強い感情をともなった出来事の記憶が影響しています。
失敗の記憶など悪いことだけ考えられがちですが、幼いころの成功体験などいい情動記憶も影響を与えます。
失敗が怖いという思考のクセが意識に上がれば書き換えられる
失敗が怖いという思考のクセが意識に上がれば書き換えることができます。
なぜなら僕たちの日常はすべてクセづけされています。失敗が怖いとは一種の思考のクセであり、クセは時間がかかるかもしれないけど気づけば修正できるからです。
例えば髪の毛を触るクセがあったとして、そのことに気付けば「髪の毛を触るのをやめる」という新しい習慣を身につける事で、無意識的に髪の毛を触ることはなくなります。
なので僕たちは習慣によって作られてるとも言えますね。
失敗に対するアンカーとトリガーの関係性
そして失敗に対するアンカーとトリガーの関係性を知っておくと失敗恐怖症解決の糸口になります。
「ある心理状態もしくは体感状態」の事をアンカーと言います。そして、その心理状態を呼び起こす「引き金」となるのがトリガーといいます。
例えば好きなブランドのロゴ(トリガー)を見ると嬉しくなる(アンカー)のも、アンカーとトリガーの関係性です。
またアンカーとトリガーの関係性は強烈な体験によって、無意識にかつ自然にできてしまうこともあります。
失敗に対する情動記憶がアンカリングされている(刷り込んでいる)
失敗に対する情動記憶がアンカリングされた(刷り込んだ)結果、失敗が怖いという思考のクセができています。
なぜなら僕たちの思考のクセは過去の出来事とそれに関する感情が合わさった情動記憶でよって出来てるからです。
そして今回の失敗に対する恐怖心も、アンカーが強烈な恐怖体験によってできてしまっています。
例えば
- 過去に失敗してクラスの人達に笑われてはずかしくなった
- 失敗をして周りの人に怒られてとても嫌な思いをした
- 試合や発表会で緊張しすぎて頭が真っ白になり恥をかいた
など。
過去の出来事を思い出して辛かった、嫌だった、恥ずかしかったと思うのはある意味当然といえます。
実際、その場からいなくなりたいくらい恥ずかしい思いや、怖い思いをしたわけなので。
(後述しますが、ここで大事なのはあくまで本人がそう思っているということです)
だけどあまりに強烈に情動記憶として残ると、ほんとうに些細な体験や無関係と思えることによって、刷り込んだ恐怖体験の情動記憶(アンカー)が引っ張られるわけです。
なのでなにか主体的に行動をしようと思った時に、失敗の事を過度に考えてしまって動けなくなってしまうわけなんです。
これがアンカーとトリガーの関係性であり、失敗恐怖症の原因の一つになっています。
情動記憶は自分で受け入れている
情動記憶とは他人が埋め込んでるイメージですが、実は自分で受け入れた結果になります。
なぜなら同じ経験をしても湧き出る感情がひとそれぞれ異なるからです。
失敗に対して「とてもいい経験をした!」とポジティブな感情をアンカリングする人もいれば、「失敗して恥ずかしかった!」とネガティブな感情をアンカリングする人もいます。
そして受け入れるかどうかその選択権は自分にしかないので、恐怖体験とは本人の主観なんです。
つまり本人の捉え方、見方によって解決できるという事になります。
これが意識に上がれば変えることが出来るという事です。
情動記憶は自分の未来に合致してるか何の保証もない(過去は関係ない)
実はここがかなり大事なポイントですが、過去の出来事の情動記憶がつくりあげる思考パターンや価値観、行動が自分のゴールと合っているかどうかについては、何も保証がありません。
なぜなら本人の主観でしかなく、さらには周り人の都合によって怒られたり笑われたりしただけの事だからです。
ということは、過去に怒られたり褒められたりした情動記憶が本人にとって良いか悪いかの判断は、社会の状況や自分のゴールによってどちらにも転ぶという事です。
例えば
- 「お前は安定した会社に入りさない」
- 「目標を変えるなんてダメだ」
と言われて情動記憶になってる人は、無意識的に安定した会社に入る事を望むし、どんなに目標が間違っていて辛いだけでも変えることを無意識的に拒否します。
また
- 「いつも完璧に宿題提出出来てすばらしい」
と褒めら、それが情動記憶になってる人は、完璧を目指そうとしますし無意識的に完璧じゃないとダメだと思い込んでしまいます。
世の中には完璧はないし、新しい事に挑戦する時はたいてい上手くいかない事の方がほとんどなので無意識的に新しい事に挑戦するのを拒絶することになります。
なので僕たちは、無意識の思考パターンや行動や選択を変える必要がありますが、ポイントは次に後述しますが、未来を基準にして他人事のように観ることになります。
失敗が怖くて行動できない自分を克服する方法
過去の情動記憶に対する最高の方法は未来に対する働きかけを行いマインドを変えることになります。
失敗恐怖症を克服したゴールと達成した時に手にしている自己イメージを作る(未来を基準にする)
まず最初に失敗恐怖症を克服したゴールと達成した時に手にしている自己イメージを作ります。
なぜなら退行催眠をはじめとした過去の情動記憶に対する働きかけは、トラウマを悪化させるなど、たいへん大きなリスクを伴うからです。
そして僕たちのマインドはリアリティを感じてるゴールとその自己イメージによってすべてのモノゴトを決めてるからです。
なので失敗が怖い現実を変えたいのであれば、まずは未来を変える事。それにはゴールとそれを達成した時の自己イメージを自分なりに作るところから始めます。
まずは簡単に「独立起業」というゴールと、それを達成してるのであれば「どんどんチャレンジをして社会にたくさん価値を提供している」などの自己イメージを作ります。
ゴールも自己イメージも暫定的でいいですが、失敗が怖い自分を変えるには「未来(ゴール)を基準にする」ことが絶対条件になるので、そこだけは抑えておきましょう。
なぜ失敗が怖いと思ったのか?という信念体系と情動記憶を観る
ゴールと自己イメージを作ったら、未来の自分を基準にして「なぜ失敗が怖いと思ったのか?」などの思考パターンや行動、選択を他人事のように観察していきます。
なぜなら僕たち一人一人の心の中にある常識や思考パターン、価値観の集合体であり信念体系が出来る要素の一つに情動記憶があるからです。
独立起業するためには自分のサービスが認知されるのは必須ですが、情報発信をしようと思っても行動に移せないとします。
そしたら「なぜ情報発信を怖いのか?」を観察します。
他人事のように観察した結果
- 「情報発信をしてそれを見た人から批判が来るのが怖い」
- 「見た人から笑われるかもしれなくて恥ずかしい」
- 「完璧な物を提供しないといけない」
など、なにかしら理由が出てきますが、さらに深堀していきます。
「情報発信をしてそれを見た人から批判が来るのが怖い」
なぜ?→自分の意見を言った時に怒られたから
「見た人から笑われるかもしれなくて恥ずかしい」
なぜ?→発表会で上手く話せずクラスのみんなに笑われたから
「完璧な物を提供しないといけない」
なぜ?→きっちりとした性格を褒められた
など、信念体系を作っていた情動記憶が姿を現してきます。
さきほどもお伝えしましたが、
過去の出来事の情動記憶はあなたにとって良いか悪いかの判断は、社会の状況やあなたのゴールによってどちらにも転がりますし、情動記憶および信念体系は未来のあなたと一致しているものかどうかは何も保証がありません。
そういう意味でも過去は関係ないわけです。
そして情動記憶が姿を現した時に「あの時笑ったアイツが悪い!」と思ってしまう人もいます。
だけどそれをしても自分自身を過去という幻想に縛り付けてしまうので、あくまで未来(ゴール)を基準として「他人事のように」観察しましょう。
認識できた失敗にたいする信念体系が自己イメージに必要が吟味する
認識できた失敗にたいする信念体系(情動記憶)が未来の自己イメージに必要が吟味します。
なぜなら過去に受け入れた情動記憶や、それを元にして作られた信念体系が、あなたが達成した未来のゴールや自己イメージに何も関係ないからです。
僕の例を挙げると、「会社を辞めて独立起業したい」と思ってたし、そのために月100冊読書して大量の知識を手に入れてました。
だけど転職失敗した時に「お前は社会人失格だ」「仕事は我慢するのは当たり前だからそんなんじゃ生きていけない」と批判され、落ち込み、その時の言葉を受け入れてしまったんですよね。
その結果、
- 「自分なんて独立起業は無理」
- 「才能がない自分には知識を使って価値を提供できるわけない」
- 「仕事で我慢できないのに成功出来るわけじゃない」
- 「次こそは成功しないといけない」
と思い込み、それらが信念体系となり、「能力がない」という自己イメージを作り、演じ続けてました。
なので給料で使えるお金をすべて書籍代に注ぎ込んでたけど、一向に人生がよくなるどころか「こんなにたくさん知識があるのに人生良くできないオレはだめなヤツ」とさらにネガティブな評価を下してたわけです。
まさしく終わりなき負のループで辛かったですね。
で、話を戻すと、過去に受け入れた情動記憶と信念体系が未来の自分に必要かどうかは関係ないわけです。
過去が絶対的なものであるなら、僕たちは変化できないわけですがそんなことありません。
常に変わり続けてるしガラケーしか使ってなかった人がスマホを使えるようになったように、過去の自分が未来を拘束してるわけではありません。
過去は関係なく自分を変えることができるし、変えるべきなのは周りではなく自分のマインドです。
なので僕の場合であれば、
- 「独立起業して自分で社会に価値を提供出来るようになりたい」というゴールと
- 「どんどん社会に価値を提供して喜びを感じている」という自己イメージを
先に作り、
それを元にぼく自身を拘束している信念体系と情動記憶を冷静に観察して、「それらはゴールと自己イメージに必要かどうか?」を常に吟味し続けました。
そして吟味した結果、僕には転職失敗した時の情動記憶およびそれを元にして作られた信念体系は必要ないと判断して、新しい理想を選ぶことにしました。
失敗を恐れず行動している自己イメージを維持し続ける(リアリティの維持)
情動記憶と信念体系を吟味した後は、失敗を恐れず行動している自己イメージを維持し続ける必要があります。つまりリアリティの維持です。
新しい習慣を作るように、なんどもなんどもゴールを基準として考える必要があります。
なぜなら僕たちの脳はリアリティがある世界観を現実だと判断するからです。
例えば映画とか小説に没頭している時は、その世界に自分がいるような錯覚を起こしますが、まさしく脳が現実よりも映画や小説の世界にリアリティを感じてるからです。
それと同じでゴールを基準にしていま達成している(それをやっている)というリアリティを維持し続けることで、徐々に脳がゴール側の世界観や自己イメージの方が正しいと思うようになります。
もしその過程で失敗が怖いという情動記憶および信念体系が観えたら、他人事のように観察してゴールに必要かどうか吟味して、ゴールを達成してる時に獲得している自己イメージを維持し続けましょう。
そうすることで今のぼくみたいに「失敗するのが怖い」という感情を克服してやりたいことが出来るようになります。
失敗が怖い完璧主義は辞めることが出来る(自分は変えられる)
ここまで書いたように、失敗が怖い完璧主義は辞めることが出来ます。
つまり自分は変えられるという事です。
「自分なんて変えられない」という思い込みが変えられないマインドを作り、現実を作っているので、まずはそこに気づくことから始めましょう。
100%失敗しない人なんていないですし、過去の出来事はあなたの未来には関係ないので、「どういう自分が未来に必要かどうか?」という視点が大切です。
なので、まずはリラックスして「何のためにやってるか」を再確認して、自分が得たいもの慣れ親しみたい世界観などに適切にロックオンしなおすことが大切です。
自分が得たいものや慣れ親しみたい世界観のことをコーチングではゴールといいます。
最初にゴールを意識しましょうとお伝えしたのも、ゴールをしっかり意識してそれを基準に観ることで
- この感情や評価はゴールに必要なのか?
- いま、何が必要で何に集中すべきなのか?が認識出来るようになります。
そうするとゴールに必要な事を精一杯やることに集中するため、失敗に対する恐怖心が認識できなくなり、結果的に失敗にたいする感情をコントロール出来るようになります。
もしリラックスして感情をコントロールするのが難しいと感じるなら、自分が楽しいと感じてるモノ(例えば趣味)で練習してみるといいかもしれません。
そうして徐々に冷静に観察するやり方を身につけることができたら、やりたい事にもどんどんチャレンジ出来るようになりますし、過去は関係なくどんどん変化することができるようになりますよ!
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追伸:6か月で嫌な仕事を辞めてやりたい事だけする毎日を手にしたコーチングの秘訣を公開中
「いやいや働く人生を辞めたいけど、、、」
僕は元々コンプレックスをこじらせたダメ会社員で
自分が何をしたいのか?分からず
未来に希望を感じられない毎日を送っていましたが、、
今では会社を辞めても十分な収入を得られて、
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将来の不安やプレッシャー、時間など
あらゆるストレスから解放されて、
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社会人になってすぐ、自分の生き方に疑問を感じるようになりました。
「こんな働き方を一生続けて幸せなのか?」と。
そうしてコーチングを学ぶ機会を得て、
やりたいことが見つかり、
会社を辞めてマインドを扱うプロのコーチとして
ほぼ自動化して月収307万円到達。
経済的な自由
時間的な自由
精神的な自由
これらを獲得できるようになりました。
やりたことや特別な才能がなく、
ビジネスを学んで行動しても稼げなかった平凡な僕でも、
正しいやり方を学び、正しく行動したことで、
あっさりと人生を変えることができたのです。
そして100名以上にコーチングを行い 昔の僕と同じく仕事で悩んでいる方達が
人生を切り拓くマインドの使い方を身に着けて、
大好きな人達と仕事に心から満たされる生き方を実現できるように、
これまでのコーチング活動の中で得た知見をもとに
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