こんにちは!森昇/Shou Moriです!
「自分の本音と向き合う」というのは怖いし、凹むし、辛いし、絶望するかもしれないけど、本音と向き合わずにゴール設定したり行動しても結局上手くいかないんですよね。
「なんで独立して頑張ってるのに、全く稼げないんだろう。。。」
僕は以前、目の前に稼げる方法があると知ってたけど、なかなかそれを実行する事が出来ませんでした。
独立起業してコーチとして活動する中で、「コーチングを広める活動することは、オレのやりたい事で間違いない!」と本気で思ってたし、マインドコーチとしてもテクニカルコーチとしても実際にたくさん行動をしてました。
クライアントさんからの依頼も来たし、セミナーやイベントを開催しても申込があったりしました。
だけど「それをやったら絶対にうまくいくよね?」という部分だけはどうしても出来ませんでした。
そしてその都度、「今日もやらなかったな。自分らしくないな」とセルフトークをコントロールしてましたが、一向にチャンスを掴めずに稼げない現状を続けてました。
そうなるとだんだん、
「今月の支払いどうしよう」
「来月の支払いどうしよう」
「お金がない。お金がない」
と自分が達成したいゴールではなく、目の前の問題だけフォーカスするようになってました。
「このままじゃ本当にやばい」と思い、改めて本音と向き合っていくと「稼げないセルフイメージを維持することで、家族との関係を維持したい」という隠された本音に気づくようになりました。
つまり、当時のぼくは頭では「稼げるようになりたい」と思ってたけど、本音では「稼ぎたくない」と思っていて、独立起業するのが嫌だったわけですね。
ぼくたちはやりたいことしかやってない
コーチングルータイスのアファメーションp21にコーチングの基本3原則があります。
そこで最初に挙げられるのは、「自分を偽らない」こと。
なぜ自分を偽らない事が大事なのか?ですが、僕たちはやりたいことしかできないからです。
あなたは何かで悩んでると思いますが、実はやりたい事しかやってないんですよね。
僕たちは普段、「これは私のやりたい事だ!」とか「これはやりたくないなぁ」と分けてますが、実際はやりたいことしかやっていません。
じゃあどういう基準でやりたい事とそれ以外と分けてるのか?ですが、本音を押さえつけてるかどうかです。
意識にある本音と無意識にある本音が一貫してるモノがやりたい事(Want to)、意識と無意識が違ってる本音がやりたくない事(Have to)です。
僕たちは無意識によって支配されてるので、意識と無意識の中で違う場合、無意識を優先します。
※ここら辺の話は『意識は傍観者である: 脳の知られざる営み デイヴィッド・イーグルマン (著)』に分かりやすく書かれてるので是非参考にしてみてください。
動画:無意識(潜在意識)がメイン! 意識は傍観者である デイヴィット・イーグルマン著感想
そしてコーチングを通していろんな人に出会ってきましたが、ゴールを設定したけど一向に現状が変わらないと言う場合は、本音じゃないものを本音だと思い込んでる可能性が非常に高いです。
稼げる方法があるのに、それを実行できない本音に向き合う
で、話を戻すと、稼げる方法が目の前にあったのになかなかそれを実行できなかった僕は貯金の残高と戦うことになりました。
「今月の支払いどうしよう」
「来月の支払いどうしよう」
「お金がない。お金がない」
と目の前で起こってる問題にフォーカスしはじめて、いつの間にかゴールの存在を忘れてしまいました。
そして、事態が一向によくならないので
と思い、徹底的に紙に書き出しました。
「なぜ、お金がないと思いたいのか?」
「なぜ、上手くいかないとおもいたいのか?」
「なぜ、ゴールの世界を信じれないのか?」
「なぜ、目の前のチャンスを掴もうとしないのか?」
とにかくノートが真っ黒になるまで書き出し、出てきた理由に対しても「なぜ?」を繰り返し紙に書き出しました。
そしたら、あるじゃないですか!心の奥底に隠れた本音が!
それは、、、、
「稼げない自分を演じることで、親との関係を維持したい」
です。
稼げない自分を演じることで、母子家庭の長男という役割りを維持することが当然だと思い込んでた
「稼げない自分を演じることで、親との関係を維持したい」
「稼ぎたい!」と思ってる自分の本音が「稼ぎたくない」だったから、ある意味衝撃的でした。
そして「稼ぎたくない」という本音の奥底には、「母子家庭の長男という役割りの維持」があったんです。
どういう事か?というと、
僕は母子家庭に生まれ、森家には親戚のおじさんはいたけど、他に男はぼくだけでした。
そしていままでを思い返してみると
- 「男はあなただけだから、ちゃんと母親を面倒みなさい」
- 「森家の長男だから」
- 「母親一人では寂しいから、一緒にいてあげて」
と周りから言われ続けてました。
僕たちの信念や価値観、常識は「受け入れた言葉」によってきまる
僕たち人間は、「こうあるべき」「こういうのが正しい」という無意識的な信念や常識・価値観のパターンを持っています。
これをコーチング用語ではブリーフシステムと言いますが、それらは自分の中から自然とできるわけじゃなくて、「あなた自身が受け入れてきた言葉と態度」によってきまります。
ルー・タイスは、「何を達成するかは、ほとんどの場合、何を信じるかによって決まる」と述べています。
「何を信じるのかによって」というのは、どのようなブリーフ(信念)を持っているのか、によってあなたが達成することが決まるという意味です。
ブリーフとは、脳科学的にいえば、その人の前頭前野や大脳辺緑系につくりあげられた認識のパターンのことです。
(中略)
ブリーフは、言葉を受け入れることによってつくられます。
その人に、「私には難しいことはできない」というブリーフがあるとしたら、誰かがそう吹き込んだか、誰かに人々の面前で失敗を口汚く罵られたか、そうした他人の言葉を受け入れたことによってそれが生み出されたといえます。
ちなみに、言語世界では他人が示す態度も言葉のひとつです。
このように、外部の言葉を受け入れることによって作り出されたたくさんのブリーフが、人間のブリーフシステムを形作ってます。
ルー・タイスはブリーフシステムが私たちの行動を規定する、と考えます。
たとえば、企業社会で何事も達成度の低い多くのビジネスパーソンは、生まれながらにして備わってる動物としての人生のゴールしかもっていません。
それはなにかといえば、いまの現状を維持し、生命を永らえていくことです。
現状を維持することが最善という人生のゴールとブリーフがあるかぎり、人間が現状にとどまろうとするのは当然です。
そういう人は、現状にないことを取り組もうとはしないし、現状の外に無限の可能性が広がってることに想像を巡らそうともしません。
また、現状は固定化されたものだというブリーフを持っていれば、「いつも変わらない。これからも変わらない」という間違った考え方にとらわれてしまいます。
(中略)
あなたが現状から抜け出したいと考えてるのであれば、その最も効果的な方法は、ブリーフシステムを変えることです。
(言葉があなたの人生を決めるp51-55)
周りからの言葉を受け入れ、「稼げない事がふさわしい自分」が出来た事に気づかなかった
子どもの頃はブリーフシステムもセルフトークのコントロールも知らなかったので、なんの疑いもなく
と本気で思い込んでました(笑)
そうして、僕のなかで生まれた信念は
というものです。
そしてそれが、「心のブロック」として、無意識の心の奥底にでかでかと居座ってました。
母親は「あなたの好きなように生きなさい」と言ってくれてましたが、既に僕の中には「母親との関係を維持しなければいけない」という信念が出来ていたので、母親の言葉は僕には届いてませんでした。
意識では「お金を稼ぎたい」けど、無意識では「稼いではいけない」と思ってた
だからこそ意識では
- 一人暮らししたい!
- お金稼げるようになりたい!
と思ってたとしても
「いやいや、そんなことしたら母親と離れることになるかもしれない。一人暮らしするような経済力を持ってはダメだ」
と、ゴールに対して全力でNo!と言ってたわけです!!!
無意識の275000倍のパワーには、どんな天才でも絶対に勝てない
僕たちの無意識は超・強力です。最新の脳科学でも実証されています。
ハーバード大学ビジネススクールの名誉教授、ジェラルド・ザルトマン博士によると、人間の生命・思考活動の95%は無意識下で起こっています。
そして、無意識下で行われる計算の量は意識下のそれとは比ではありません。意識が1秒間に処理できるデータ量は40ビットほどなのに対して、無意識が処理するデータ量は約1100万ビットといわれています。
つまり、意識よりも無意識の方が275000倍も性能がいいということ。
だからこそ、分かっていても出来ないわけですね!
稼げない自分を演じることが、自己表現に繋がっていた
つまり意識ではお金を稼ぐ事はWant toだと思ってるけど、無意識ではHave toだったわけですね。
そして僕たちは無意識がメインなので、稼ごうと思っても
- 上手くいかない方法をやり続けたり
- 失敗する方法をやったり
- なんだかモチベーションが上がらなかったり
ホメオスタシスという現状維持の抵抗がガンガン起こるわけです!!!
だからこそ僕は「稼げない自分を演出して母親と離れることなく一緒に暮らす」という自己表現をしてたわけですね!
援助交際・暴走族のブリーフ
たとえば援助交際をする女子高生は、父親との関係がものすごく悪いです。
だかこそ意識のなかでは「お金が欲しい、人との繋がりが欲しい」と思ってるけど
本当の本音では、「自分の体を汚すことで父親を困らせる」という自己表現だったりします。
車のマフラーを外して騒音を出してるけど辞められないのも、「注目を集めたいという承認欲求を満たすための自己表現」だったりします。
僕の場合はお金でした。
「稼げないことで母親と離れる選択肢をなくして、寂しくさせないようする」という自己表現をずーーーっと行ってたわけです。
自分の無意識の本音気づいたからこそ変えられる!
しょうじき、自分の心の奥底にある本音に気づいたときはショックでした。
なぜなら、
いままで本音だと思ってたことが本音じゃなくて、
稼ぐ行為をするほど自己否定をしていて、
自分を偽りながら生きていて、
いままで大事にしてきたゴールが間違いで、
20代半ばになって、心の面で自立できてなかったからです。
1週間くらい何も考えられなかったし、食事も喉が通らないくらいでした。
だけどぼくは、心の奥底にある本音に気付くことができました。
そして手癖は意識に上がれば治せるように、無意識の本音も意識に上がれば変えることができます。
つまり
- このまま稼げない自分を演じ続けるのか?
- 稼げる自分になるのか?
自分の中に選択肢を持てるようになるということです。
稼げるようになったほうが、自由も効くし母親に仕送りもできてお互い幸せになれる
母親を寂しくさせない方法は色々ありますが、冷静に考えると
稼げない自分を演じて選択肢をなくすよりは、
稼げるようになって離れたとしても母親を支援する方が人生の充実度は格段に上がるし、
「自立できなくて、一緒にいる」のと
「自立できてるけど、一緒にいてあげる」のでは、心の有り様が全く異なります。
同じ働くでも
- 「辞めても稼げないから会社や組織にしがみつく」のと
- 「辞めても稼げるけど会社や組織にいたい」のでは
仕事のやる気、生産性、ストレス、心の有り様、精神状態が天と地ほどの差になるし、後者の方が人生全般で上手くいきますよね?
本音(仮)じゃなくて、本音(真)を観るようにしていこう
ぼくは「本音(仮)」じゃなくて「本音(真)」に気づいたことで、稼げない自分を捨てて、稼げる自分のブリーフやセルフイメージを作ることができました。
そこから本当の意味で自分を偽ることはなくなったし、稼げるようにもなりました。
人生も楽しくなったし、次々とやりたいことを成し遂げています。
なのでもしあなたが「ゴールを設定して去年と現状が変わってない!」としたら、Want toだと思ってた事が実はHave toであり、本当の意味での本音が無意識の心の奥底にある可能性が非常に高いです。
「自分を偽らない」
「自分の本音に蓋をしない」
というのは、一度全ての本音と向き合い、いままで隠して忘れていた「あなたしか知らない真実」を見つけて向き合う必要があります。
本音と向き合う為にコーチを使い、紙に書いてセルフトークの傾向を知ろう!
正直、本音と向き合うのは怖いし凹みます。
なぜなら本音を知ることで、自分にたいして嘘をついてた事に気付くから。
もちろん、自分だけの力でも本音と向き合うことは出来ますが、ほとんどの人は無意識的にブレーキをかけてしまう。
なのでコーチというマインドを扱うプロと一緒に向き合うことで、より早く正確に本当の本音を知り、自分を偽る状態を変えることが出来ます。
だからこそパーソナルコーチングを受けると毎回別人になるくらいマインドが変化するし、時間短縮ができるわけですね!
なのでコーチをつけれる人は絶対につけた方がいいです。
コーチをつけれない人は、とにかく紙に書き出して、自分が無意識的に「どういうセルフトークを受け入れているのか?」を吟味してください。
- 「なぜ、お金がないと思いたいのか?」
- 「なぜ、上手くいかないとおもいたいのか?」
- 「なぜ、ゴールの世界を信じれないのか?」
- 「なぜ、目の前のチャンスを掴もうとしないのか?」
人それぞれ悩みが違いますが、とにかくノートが真っ黒になるまで書き出して、出てきた理由に対しても「なぜ?」を繰り返し紙に書き出してみましょう!
コーチングを受けて自分の本当の本音に気づいた平根さんも話をしてましたが、頭の中で考えたりパソコンに文字を打つより、紙に書いた方が内省的になれるのでおススメです。
ちなみにその時の感想は下の記事を参考にしてください。
自分の無意識を意識に上げる作業・セルフトークの傾向を知るのは時間がかかる作業ですが
「やる」か「やらないか」で
- 囚われ続ける人生を送るのか?
- 次々とやりたいことをやれるのか?
天と地ほどの先がでてきます。
せっかくここまで熱心に読んでくれてるので、あなたの本当の本音を理解することで土台を作り最高の年にして欲しいと思います。
あなたなら、絶対に本音と向き合えますから!
まとめ
- 僕たちはどんなことであれやりたい事しかやってない
- やりたいことはブリーフ(信念)によって決まる
- 何を達成するかは、ほとんどの場合、何を信じるかによって決まる
- ブリーフは受け入れた言葉によって決まる
- 稼げない自分になることで、ブリーフ通りの行動をしていた
- 無意識が意識に上がれば、ぼくたちは変えることが出来る
- 手っ取り早くコーチを付けるか、紙に書いて本音と向き合うべき
- 本音と向き合うかどうかで、人生が天と地ほどの差になる
動画:コーチング 本当の本音と向き合わずにゴール設定しても結局現状維持になる 森昇ライブ64
追伸;
メルマガではマインドの使い方についてさらに深いレベルで習得できるような配信をしています。
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「いやいや働く人生を辞めたいけど、、、」
僕は元々コンプレックスをこじらせたダメ会社員で
自分が何をしたいのか?分からず
未来に希望を感じられない毎日を送っていましたが、、
今では会社を辞めても十分な収入を得られて、
毎日やりたいことだけして生きられるようになりました。
将来の不安やプレッシャー、時間など
あらゆるストレスから解放されて、
マイペースに暮らして心から幸せだと思える毎日です。
▶心からやりたいことを仕事にして未来に希望が持てるようになった森昇/Shou Moriの物語
社会人になってすぐ、自分の生き方に疑問を感じるようになりました。
「こんな働き方を一生続けて幸せなのか?」と。
そうしてコーチングを学ぶ機会を得て、
やりたいことが見つかり、
会社を辞めてマインドを扱うプロのコーチとして
ほぼ自動化して月収307万円到達。
経済的な自由
時間的な自由
精神的な自由
これらを獲得できるようになりました。
やりたことや特別な才能がなく、
ビジネスを学んで行動しても稼げなかった平凡な僕でも、
正しいやり方を学び、正しく行動したことで、
あっさりと人生を変えることができたのです。
そして100名以上にコーチングを行い 昔の僕と同じく仕事で悩んでいる方達が
人生を切り拓くマインドの使い方を身に着けて、
大好きな人達と仕事に心から満たされる生き方を実現できるように、
これまでのコーチング活動の中で得た知見をもとに
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