コーチングでマインドを変えるためにやるべき事を知りたい。コーチングを実践してるけど変化を感じられない。効果的にマインドを変えられるようになりたい。
という方向けの記事です。
こんにちは、森昇/Shou Moriです!
この記事では、
- コーチングを実践してるけど変化を感じられない人が見落としてるポイント
- コーチングでマインドを変えるために絶対にやるべき事
について解説しています。
この記事を書いてる僕も、コーチング実践してる時にマインドが変わらず悩みましたが、今ではコーチングを使ってやりたい事だけやっています。それとマインドコーチとしても活動して4年目になります。
またセッションを受けた方も何年も悩み、絶対に変えられないと思っていたマインドを次々と変化させて人生楽しんでいます。(コーチング感想記事)
マインドを変えるポイントを簡潔に書くと「変える部分を明確にすること」です。詳しくはこの記事で書いたので是非参考にしてみてください。
コーチングでマインド変えるために抑えておきたい事
コーチングでマインドを変える時に絶対にやるべきことは「変える部分を明確化すること」です。
なのでマインドが変わらない人の特徴は、変える部分を明確化ていないからといえます。
コーチングでマインドを変える方法はコンフォートゾーンの比較
ゴールの世界で持っているべき人格の全体像(自己イメージ)を想像して、ゴールの世界および現在持っているべきコンフォートゾーンと今この瞬間に実際に機能しているマインドのコンフォートゾーンと比較すること。
これがコーチングでマインドを変える為に絶対に必要な事です。
なぜなら、当たり前であったことを問題として発見・認識することが、マインドを変える第一歩となるからです。
なので「変えるべきマインド」の発見することが、セルフコーチングを機能させる肝になります。
問題点が見えない限り修正は不可能ですよね。
コーチングにおけるマインドとは何を指してるのか?を明確化しよう
マインドとは脳と心の働きの事であり、今この瞬間の脳内情報処理のことです。
つまりマインドとはいまこの瞬間に認識している宇宙全ての事ですが、瞬間瞬間(刹那)で新たに生み出される連続的な集合の部分集合が、ばらばらに散らばった情報状態であるとも言えます。
抽象度の高い脳の情報処理作用を「心」と呼んでいます。
例えば脳の視点からは「頭にきた」とは言いません。「頭にきた」という心の動きがあるだけで、「心」という実体があるわけではありません。
具体的な脳の情報処理作用を「脳」と呼んでいます。
たとえば「頭にきた」という心の動きがあれば、「アドレナリンを分泌する」「血圧があがる」などの脳の働きが引き起こさせます。
これら脳と心の働きをひとくくりにしたものがマインドです。
人間は、自分自身の情報処活動を抽象化することで、情報処理活動自体を情報処理することができます。
「一瞬前の判断・行動(情報処理)はどうだっただろう」と内省的に評価することができる。
つまりフィードバックがとれるということです。
マインドを変化させる上でフィードバックはとても重要になりますが、詳しくは【コーチング】フィードバックが上達するにはどうすべき?今を生きて未来を切り拓く為のフィードバックの大切さを読んでください。
ただし宇宙は刹那瞬で生み出されて同じ状況は二度とないので、同じ情報処理は有り得ません。
たとえばサッカーの試合を分析しても、その試合は二度と来ないですよね。
それでもサッカーの試合という情報処理活動を抽象化することで、その傾向を知ることは出来ますしデータとして記述することもできます。
コーチングでマインドを変える為に必要なコンフォートゾーン、自己イメージ、ゴールの関係性
コーチングでマインドを変える為には、コンフォートゾーン、自己イメージ、ゴールの関係性を理解しておく必要があります。
コンフォートゾーン
身体反応を含む具体的な傾向をいろんな分野を起点として記述する視点がコンフォートゾーンです。
身体反応を含む情報処理傾向は、分野ごとに「快適(コンフォート)とされるレベル」という記号により表現されます。
たとえば
- ユニクロは緊張せずに買い物できるけど、高級ブランド店では緊張してしまうとか
- サッカーのホームではのびのびとプレーできるけど、アウェイでは身体が固くなるとか
- 気の知れた友人とは苦なく話せるけど、知らない人とは緊張してしまうとか、
あなた自身を構成する分野ごとに「快適でいられるレベル(コンフォートゾーン)」で表現してるということです。
コンフォートゾーンと自己イメージの関係性
分野別に表現されたコンフォートゾーンの傾向を抽象化して、統合された人格の全体像として把握すると、自己イメージとなります。
ちなみに自己イメージ高さ(コンフォートゾーンのレベル)がエフィカシーの高さになります。
コンフォートゾーン、自己イメージ、ゴールの関係性
分野別の各傾向(コンフォートゾーン)は、あなたという全体像のなかでバランスが保たれています。
その自己イメージを保持したまま、時間座標を未来へ移動(これは時空を超える抽象化作業)した際に、選択し得る可能性世界をゴールといいます。
しかし刹那瞬毎に行われる認知活動では、具体的なサンプルを集めて抽象化してゴールを決めるようなことはしません。
なぜならサンプルの組み合わせパターンが無数にあり、抽象度を一つ上がるごとに計算量が爆発し、脳の情報処理が追いつかないからです。
なので可能性未来の選択(ゴール)が先にあり、その枠内で人格の全体像(自己イメージ)が規定され、その枠内での各論的な傾向の表現(コンフォートゾーン)があり、さらにその枠内で今この瞬間の情報処理(判断・行動)がなされます。
この関係を比喩的に表現したのが「時間は未来から過去に流れる」です。
本来は過去も未来も現在に包括されてる一念三千という方がより分かりやすいと思いますが、僕たちが普通に生活してる中で「過去から未来へと時間が流れてる」という視点のみが強く刷り込まれてるので、比喩的表現として「時間は未来から過去に流れてる」と書いています。
ただし時間軸の解釈をする時は、相対性理論以降は「時間が未来から過去」となっています。
なぜなら虚数時間は実数時間からみると時間が逆に流れてるためです。(ちなみにアビダルマの哲学の基本も時間は未来から過去へと流れているからです)
なので過去から考えるのではなくて未来から考えるのは正しいわけですね。
いくら過去のトラウマや出来事を思い出したとしても、それらに細工をしようとしても、時間が未来から過去へと流れてる以上、過去は参考情報にしか過ぎないわけです。参考情報なのでそれだけでは機能できず、情報をどう活用するかはゴール(未来の因果)で決まります。
因果の因は過去にはなくて未来にあるということです。
というわけでまず抑えて欲しい部分としては、ゴール・自己イメージ・コンフォートゾーンなどのコーチングの用語は、抽象度の違いがあれど、どれもマインド(脳と心の働き)を記述するためのものだということです。
ゴールは漠然としていていい理由
抽象度の順序をあえてつけるなら、
ゴール(高い)→自己イメージ(中)→コンフォートゾーン(低い)
となります。
僕たちは抽象度の高いものは情報量が少ないのでスカイツリーから地上を見下ろすように俯瞰することは出来ますが、臨場感が薄れるので漠然としか感じることができません。
なのでゴールというのは、漠然としていていいんですよね。
よく「ゴールを設定して面白そうなんですけど、具体的に説明しろと言われても難しいんですよね」という相談を受けますが、それでOKです。
逆に言えば、リアルに臨場感が持てるゴールとは今の自分のコンフォートゾーンの中にあるとも言えるので、現在の延長線上にある事になります。
ようするにコンフォートゾーンは抽象度が低く具体性であるがゆえに情報量が多いので、五感で感じられるほど臨場感が高いけど現在の状態に限定されてしまうという事です。
つまり具体的に言語化できるゴールとは現状の内側のゴールと言われるものであり、僕たちの脳は機能を果たせないという事です。
だからこそ世間で良いと言われる「実現可能な具体的な目標設定」は間違いであり、それを実践するほどあなた自身を「変えたい!」と望む現状に縛り付けえる事になるわけです。
なので僕がブログやYouTubeなどの情報発信で「ゴールを設定する」という場合、「具体的で達成可能な目標」のことではなくて「現状の外側のゴール」を指します。
現状の外側についてはコーチングで現状の外側のゴール設定をする2つの理由【設定方法も紹介】を参考にしてください。
コーチングでマインド変える具体的な方法
ここからはコーチングでマインド変える具体的な方法について書いていきます。
これまで書いてきた中で、抽象度の順序をあえてつけるなら、
ゴール(高い)→自己イメージ(中)→コンフォートゾーン(低い)
という理由を知ってもらえたと思います。
なので僕たちがセルフコーチングでマインドを変えるために必要になるのは、ゴールを設定して自己イメージを創ることになります。
つまり「ゴールの世界は抽象度が高くて具体的にイメージできないけど、ゴールの世界を達成したと仮定した時の自己イメージは創ることができる」という事です。
「ゴールは達成したと思いなさい」というのはまさにゴールを達成したと自己イメージを作る事になります。
そして新しい自己イメージを作ることで、いまの自分にはない新しいコンフォートゾーンも自然と決まってきます。
新しくできた現在持っているべきコンフォートゾーンと、今この瞬間に実際に機能しているマインドのコンフォートゾーンを比較していきましょう!
まとめるとゴールの世界で持っているべき人格の全体像(自己イメージ)は想像して、現在持っているべきコンフォートゾーンと今この瞬間に実際に機能しているマインドのコンフォートゾーンと比較すること。
そうすることで、あなたが変えるべき部分が浮き彫りになります。
たとえばあなたが、ゴールを達成してる自分なら現在年収1億円程度稼いでいて当然だよねという自己イメージを作れば、それが現在持っているべきコンフォートゾーンであり、いまの年収で満足している自分と比較します。
画期的なサービスを提供して、お客さんの笑顔を見ているのが現在持っているべきコンフォートゾーンであれば、商品を提供せずに小さく満足しているいまの自分や、うだつの上がらないサラリーマンとして消耗している自分と比較します。
比較の基準は「ゴール側」です。いまの自分ではなくて、新しく作った世界から比較します。
そうすると、いままで自分が当たり前だと思っていた基準、「この程度でいいよね」と思っていた考え、違和感もなく過ごしていた日常のなかに、変えるべモノゴトが認識できるようになります。
そして変えるべき部分が認識できたのであれば、速やかに行動に移して変えていきます。
これがマインドを変えるということです。
現実に目を背けているうちはマインドは変わらない
なのでマインドを変えるためにはゴール設定が必須だけど、大事なのは現状把握が必須だということ。
いまの自分がズブズブに浸ってゆでガエル状態になっていた現状、蓋をして隠している現状に目を向けて、しっかりと認識することです。
もしかしたら現状把握する時に、「こんなところに何年も生きていたのか、、、」と絶望するかもしれませんが、マインドの変化というのはルータイスもいっているように、最初はネガティブフィードバックから始まります。
独学でセルフコーチングを実践しても5年10年と変化しない人もいれば、たった数か月で飛躍できるのも、今回お伝えした明確なロジックが存在するからです。(セッションであれば非言語による内部表現の書き換えも加わるので、本人が気づいていなくても変化することができます)
なので本当にマインドを変えたいのであれば、どんなに絶望的な現実でも、「これはよりよい人生にするための糧だ」といい意味で受け入れましょう。
過去の自分がベストの選択をした結果の集合体なので、自己否定しなくていいし、むしろ「ベストな選択をして偉い!」とほめてあげたらいいです。
そしていままでのコンフォートゾーンとは別れを告げて、新しいコンフォートゾーンに移行していきましょう!
あなたが慣れ親しんだ現状に目を向けて、問題を発見して認識すること。
失敗も成功も絶望も抱きしめて、丁寧に現状と向き合っていきましょう。そのためのコーチング理論です。
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