こんにちは!森昇/Shou Moriです!
「今度こそ幸せになりたい!」と思って努力しても、結局幸せになれず、そんな自分を許せない人は多いのではないでしょうか?
ぼくも昔はそうでした。
月100冊以上本を読んだり、「今度こそ幸せになる!」と覚悟を決めても、結局変わらない毎日を繰り返してました。
そんな自分に対して
「なんてオレはダメな人間だ!」
「こんなに頑張っても、結局変われない。。。やっぱオレは才能ないんかなぁ」
と自分自身を許せず、学習性無力感に陥ってました。
だけど今では、自分の事が大好きだし、久しぶりに会う人達から「なんでそんなに幸せそうなの??」と言われるくらい、過去最高に幸せな毎日を送っています。
それもコーチング理論と出会い、学校では教えてくれなかった不幸な自分を変える方法を知り、実践したからです。
実は、ブリーフシステム(過去の情動記憶を元にして作られた信念や価値観、常識の集まり)によって、自分を許せない思考パターンが出来てるだけで、克服できるんですよね。
というわけで今回の記事では、学習性無力感を克服して自分を許す正しい脳の使い方をコーチングにおける認知科学と脳科学の視点からお伝えしていきます!
僕たちは幸せになる為に生きれる環境を手に入れている
突然ですが、質問!
「あなたは何で生きているの?」って質問されたら、どう答えますか?
僕たちは生きている理由は人それぞれですが、その中にある根底は「生きるために生きている」ということです。
そもそも人間も生物であり、生物の基本方針は「じぶんのDNAを残すこと」。
よくスピリチュアルや自己啓発では「あなたの使命の為に生きている」とか言われたりするけど、そうじゃなくて子孫を残すために生きるために生きるのが人間の本能だということです。
だからこそ僕たちはリスクを回避しようとするし、過剰なまでに安心・安全を求めますよね?
世界的に見ても、日本は幸せがたくさんある国
そして次が肝心なところですが、日本人は世界から見ると恵まれています。
- 銃撃戦が行われることはないし
- 食べ物や飲み水は捨てるくらいあるし
- 寒ければ部屋を暖かくすることが出来るし
- 娯楽も無制限に存在しているし
- 働く場所も、働き方も自分で選ぶことが出来ます
なので世界でもとてつもなく恵まれ、「生きる為に生きる」という前提条件がクリアされている僕たちが、日本で生きている理由にはもう一つ存在します。
幸福を目指し、幸せになれない人たち
その答えは、哲学者パスカルがすでに言っています。
「すべての人は幸福になることを求めている。そこに例外はない。用いる手段がどれほど違っていても、みなこの目標に向かっている」
当たり前ですが、ぼくたちは不幸になる為に生きてません。
幸せは人それぞれですが、誰も不幸になろうとして生きてないし、苦痛を味わって生きようと思っていません。
となればもちろん、限られた人生の中で好きなことをたくさんした方がいいはずです。
だけど僕たちの心の奥底には
「幸せになってはいけない」
「辛い仕事をしなければいけない」
という自分を不幸の状態にとどめるマインドが、骨の髄まで刷り込まれています。
ほんとうはもっとあなたの好きなように生きてもいいし、幸せになる為に生きてもいいのにもかかわらず、好きなことに一歩踏み出せない人は、実は強烈な暗示にかかっています。
そしてその暗示の秘密がサーカスの象にあります。
自分を許せない思考パターンが出来る過程
ここからは自分を許せない思考パターンが出来る過程についてサーカスの象を例に上げていきます。
サーカスの象と学習性無力感
象ってとっても大きくて力が強いですよね?
普通だったらサーカスというちっぽけな場所でおとなしくしていられるはずはないのに、サーカスにいる象はとても大人しいです。
小さな木の杭につないだ細くてしょぼい鎖を足に結びつけておくと、逃げることがありません。
象くらいの力があれば小さな木の杭なんて簡単に引きちぎったり、引き抜いたりできるはずなのに、なぜかサーカスの象な逃げようとしません。
それはなぜかというと子象のころから木の杭につないだ細い鎖でつながれていた記憶が影響しているからです。
小さい頃に受け入れた信念が学習性無力感を作る
木の杭につないだ鎖を足に結び付けておくと、当然、子象は逃げようとします。
でもまだ生まれてすぐの子象は力が弱いので、小さな杭と細い鎖であったとしても力負けして抜け出すことができません。
何度も何度も逃げ出そうとしますが、そのたびに抜け出すことができない。
そうして子象の頭の中には
という信念が芽生え始めます。
そして「ぼくにはできない」という信念が出来た子象は
と思うようになります。
そして成長して大人の象になっても、簡単に外せる木の杭を大人しくハメて一生を過ごすようになるわけです。
つまり、過去に作られた「自分は何をやってもダメだ」という信念が、大人の象に成長しても残っているんですよね。
これを「学習的無力感」といいます。
つまり子どものころに「いくら頑張っても無駄」という経験をして信念となると
成長して力をつけたとしても、「どうせ無理に決まっている」と
なにも行動できない無気力な性格になってしまうんです!
僕たちは知らず知らずのうちにサーカスの象になっている!
サーカスの象の話を聞いたときに、「ちょっと力を入れれば簡単に抜け出せるのに、逃げようとしないなんて、象ってバカな生き物だねぇ」と思うでしょうか?
だけど、幸せになれない自分を許せない人もサーカスの象も対して変わりません。
寧ろ人間は象よりもずっと賢くて記憶力が良い分、悪いこともすぐ学習してしまいます。
すなわち僕たちは、自分が思っている以上に過去の信念・価値観・常識に縛られているということです!
「自分はこの程度」が学習性無力感を作る
ぼくたちは子供のころから、何度も何度も失敗という経験をしてきました。
誰もが一度は努力して上手くいかない経験をしたことがあると思います。
また子どものころに夢を語ろうものなら周りの大人や親や学校の先生、親戚等から
「おまえにはそれはできない」
「おまえには無理だよ」
「才能がないのに何を言っているんだ」
などと言われたことがあると思います。
世間の価値観からずれた「好きなこと」「夢」「やりたいこと」を口にすると、たいていの場合、大人から「危ないから辞めておきなさい」「もっと普通の事をしなさい」と言われます。
いわゆるドリームキラーってやつですが、残念なことに、大人は子どもよりも頭がよく経験も豊富なだけに、失敗する理由をみつけるのが上手いです。
そうやってドリームキラーから何度も何度も批判され、否定され続けた結果、ぼくたちはいつの間にか
「好きなことなんて、特別な才能がある人だけがやることだ。自分はどうせ上手くいかない」
と思い、学習性無力感に陥ってしまいます。
つまり上の図(『言葉』があなたの人生を決めるp53)にあるように周りからの何度も批判され、その言葉を受け入れ続けることによって
「自分何て幸せになれない、ちっぽけで何もできない人間だ」という信念や常識(ブリーフシステム)が出来上がってしまうんです!
自分を許せないあなたが自分を許す方法
自分を許せないあなたが自分を許す方法は、自己肯定感を高める事です。
まずは小さな成功体験を積み重ねよう:解決策①
世の中には「好きな事をして生きるなんて無理」「幸せになってはいけない」と思う人がいる反面、好きなことを仕事にして、楽しく自由に生活している人もいます。
サーカスの象みたいにショボい鎖で縛られていない人達の事です。
そういう人達と話をする機会がありますが、幸せに生活している人たちにある共通点があります。
それは
「自分には特別な才能などなにもない。今まで確かに努力は必要だったけど、それも、頑張れば誰でもできる小さな事ばかりでした。だた単に、自分にもできる小さなことを、毎日一生懸命やってきただけですよ。」
って事です。
ぼくたちは何かを成し遂げるには特別な才能が必要なんだと思いがちです。
だけど実はそうではなくて、小さなことをコツコツとやっていった結果、物事を成し遂げることが出来るようになります。
能力やスキルなんてのは、やっていけば勝手に身につきます。
僕がイヤイヤ働いている状況から抜け出せたのも、「未来はこう生きたい!」という思いを具現化させるために「今、この瞬間何をしようか」を真剣に考え続け、コツコツを積み上げたからです。
幸せになってはいけないという自分の信念は変えられると気づくことが大切
ようするに「最初の一歩を踏み出して、毎日やり続ければいい」ってことなんですけど、
見えない木の杭に「どうせ無理」という鎖でつながれ、学習性無力感に陥ってしまった僕たちは、
逃げ出せないサーカスの象と同じように、最初の一歩を踏み出すことが出来ません。
とくにぼくたち人間は頭がいいゆえに、「どうせ無理に決まっている」という大人たちの言葉を、鮮明に記憶してしまう。
気がつくと自分でも「どうせ無理に決まっている」という考えがしみついて、自分の力を過小評価してしまい、なにも行動できない大人になってしまいます。
ぼくたちは客観的にサーカスの象を見た時に、
「そんな細くてショボい鎖なんか引きちぎって、すぐにでも逃げ出せばいいのに」とおもいますが、
それと同じように「好きなことを仕事にする」という夢を叶えた人たちも、
「どうせ無理なんていう細くてショボい鎖を引きちぎって、一歩踏み出せばいいのに」と本気で思っています。
そしてあなたが「これは無理でしょ」って思っているものは、意外と簡単に解決できるものです。
実際、「自分何てちっぽけで何もできない人間だ」という考え方・イメージを持っている人は、少し本気を出せば、簡単に引きちぎることができます。
これはぼく自身の経験はもちろんの事、今までコーチングでお会いした人やクライアントさんも、激変している姿をみていて確信できる事実です。
「幸せになってもいい」と自分自身に許可を与えよう:解決策②
ブリーフシステムは、ぼくたちは受け入れた言葉によって決まります。
つまりは、あなたが受け入れる言葉を変え続ける事で、あなた信念なり常識は簡単に変えることができるということです!
言葉をコントロールして自分を変える手法を、コーチングではセルフトークのコントロールと言います。
ぼく自身も当時は「なんでこんなに不幸なんだ!」と自己否定に走ってましたが、「もっと幸せになってもいいんだよ」と自分自身に許可を与え続けると、だんだん自分自身を許せるようになったし、前向きになることができました。
幸せになれない自分が許せないあなたを縛り付ける信念を、根本から変える
つまり、あなたは別に物理的に縛られているんじゃなくて、情報空間にある自分の心(才能がないと思うブリーフシステム)に縛られているにすぎないということです。
本当に大切なのは、才能があるかどうかではなく、『足に結んでいる鎖はしょぼいと認識して、引きちぎろうとするかどうか』です。
あなたの心の中にある、学習性無力感を作っているブリーフシステム(信念体系)を変えることです。
そのためにはなんでもいいので、具体的な行動を始めることが最も効果的です。
コーチング的に言えば、
なんでもいいからゴール(夢・目標)を立てて、それを達成するためにとりあえず動いてみる
ってことです。
資格を取る勉強を始めるのでもいいし
独立準備をするために本を読んだりするのでもいいし
お金を貯めることでもいいです。
あなたが成し遂げたいゴールにむかって行動出来てれば何でもよくて、今この瞬間から始められることから手をつければOKです。
間違いなく言えることは、ゴールにとりあえず一歩踏む出せば、見える景色が変わります。
その時に実はあなたを束縛していたものが、「なんだ、ただのちっぽけな鎖だったわ」と気付くことになります。
再生リスト:信念変われば人生が180度変わる!ブリーフシステムを変え方法
自分を許せない思考を早く変えようと焦らず、一歩一歩進んでいこう
「1秒でも早く信念をかえなきゃ!」と焦って行動すると、たいていの場合は失敗します。
どうしてかというと、ぼくたちの本能は「昨日までの現状を維持し続けたい」と本気で思ってるからです。
つまり意識では「変わりたい!」と思ったとしても、
無意識は「昨日までの自分を演じ続けたい」と思っていて、
ぼくたちは無意識に支配されているので、結局色々な理由を付けて行動できなくなってしまうわけです。
三日坊主は無意識の抵抗
そして例え、「よし、今回こそやるぞ!」と気合いを入れて行動しても、ホメオスタシスという現状維持の門番が、ちっぽけな鎖を引きちぎろうとしているあなたの異変に気が付き、抑えつけきます。
例えば三日坊主は気合いや根性ではなく、ぼくたちの無意識が正常に働いているがゆえに起こる現状でもあります。
再生リスト:根性論はもうお終い!三日坊主を治す方法
あなたのペースで、幸せになれない自分を変えていこう!
なので焦りたくなるキモチはすごい分かりますが焦りは禁物です。
大事なのは、ホメオスタシスがあなたの行動に気が付かないように少しずつ、ゆっくりと鎖を外せばいいんですよ。
あなたのペースで一歩一歩変わっていけば大丈夫です。
行動すればするほど、あなたの現状はどんどん変わり、気が付いたら足についていた鎖がちぎれ、自由に走り回るようになれます。
まとめ
- 幸せになれない原因は、過去の刷り込みにある
- 僕たちは自分が受け入れた言葉や態度によって、自分のブリーフシステムを決める
- ブリーフシステムはサーカスの象の鎖のように、簡単に外せる
- ゴールに向かって小さな成功体験を積み重ねると、自分を許せるようになる
- セルフトークをコントロールして、自分自身に許可を与えまくる
- 三日坊主は、ぼくたちの無意識が正しく働いてる証拠。焦らず自分を変えていこう
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以上、自分を許せないあなたが自分を許す方法【自分は変えられる】…でした!
森 昇/Shou Moriより
追伸:6か月で嫌な仕事を辞めてやりたい事だけする毎日を手にしたコーチングの秘訣を公開中
「いやいや働く人生を辞めたいけど、、、」
僕は元々コンプレックスをこじらせたダメ会社員で
自分が何をしたいのか?分からず
未来に希望を感じられない毎日を送っていましたが、、
今では会社を辞めても十分な収入を得られて、
毎日やりたいことだけして生きられるようになりました。
将来の不安やプレッシャー、時間など
あらゆるストレスから解放されて、
マイペースに暮らして心から幸せだと思える毎日です。
▶心からやりたいことを仕事にして未来に希望が持てるようになった森昇/Shou Moriの物語
社会人になってすぐ、自分の生き方に疑問を感じるようになりました。
「こんな働き方を一生続けて幸せなのか?」と。
そうしてコーチングを学ぶ機会を得て、
やりたいことが見つかり、
会社を辞めてマインドを扱うプロのコーチとして
ほぼ自動化して月収307万円到達。
経済的な自由
時間的な自由
精神的な自由
これらを獲得できるようになりました。
やりたことや特別な才能がなく、
ビジネスを学んで行動しても稼げなかった平凡な僕でも、
正しいやり方を学び、正しく行動したことで、
あっさりと人生を変えることができたのです。
そして100名以上にコーチングを行い 昔の僕と同じく仕事で悩んでいる方達が
人生を切り拓くマインドの使い方を身に着けて、
大好きな人達と仕事に心から満たされる生き方を実現できるように、
これまでのコーチング活動の中で得た知見をもとに
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