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コーチングを学んだり受けたりしてる人が見落としがちな事とは【2つ】

コーチングを学んだり受けたりする時に、意識しておいたほうがいいことはあるのかな?実践者からの話を聞きたい!

という方向けの記事です。

 

こんにちは、森昇/Shou Moriです!

今回の記事では、『コーチングを学んだり受けたりしてる人が見落としがちな事』を、2つほど紹介したいと思います。

これからコーチングを学んだり、受けたりする人向けですね。

 

ぼく自身、マインドコーチとしていろんな方とセッションをしています。その時に必ずお伝えすることですが、「休息を多く取る事」と「頑張らず焦らない事」です。

 

目次

コーチングを学んだり受けたりしてる人が見落としがちな事とは

休息を多めにとるべし

意外と盲点になりますが、コーチングを学んだり受けたりし始めの頃は、休息を多めにとったほうがいいです。

これまでの自分のゲシュタルト(自己イメージなりコンフォートゾーン)をぶっ壊して、ゴール側の新しいゲンシュタルトを獲得しようとする時に、ホメオスタシスが現状維持に働くからです。

 

なぜならコーチングとは、これまでの自分を根本的に変える方法論だからです。

思考パターンや趣味趣向、人生の価値観など、自分に関わるありとあらゆる情報の状態を根本的に変えるのが、コーチングであるという事です。

だからこそ「八方塞りで人生詰んだ」と思っても、コーチングが使えるようになる事で軽々と乗り越え、「あの時はしんどかったけど可愛いことで悩んでいたな」と懐かしめるくらい、マインドも人生も変えてしまえるわけです。

 

例えばセッションを受けるとメチャクチャ疲れることがあります。

なぜならセッション中は常にゴール思考であり、これまでの自分を捨てて新しい自分に生まれ変わることに集中してるからです。

ゴールとは抽象度の高い情報なので、思考して臨場感を維持し続けるのでさえ、エネルギーをたくさん使います。

さらにはセッション中は、コーチの方からもゴール思考になれるように徹底的にサポートをしていくので、より鮮明にかつ上手に自分の理想を思い描けるようになります。

セッションの回数を繰り返す事で、初回に悩んでいたことがどうでもよくなり、そもそも思い出せなくなります。これがまさしく新しいゲンシュタルトを獲得したという事です。

 

ゴール思考になったり新しいゲンシュタルトを獲得する作業自体は、慣れれば疲れにくくなりますが、最初の頃は慣れてないので、自分が思っている以上疲れやすいわけです。

今まで運動したことない人が筋トレをすると、メチャクチャ疲れる上に筋肉痛になるのと似てますね。

 

そしてそもそも、僕たちの無意識は「昨日までの現状を維持したい」わけなので、新しいゲンシュタルトを獲得するのを無意識的に阻止しようとします。無意識には「良い悪い」は関係ないわけです。

どんなに「自分の未来がよくなること」でも、昨日までの自分が身を置いていた世界に存在してなければアウトです。

だからこそ、変化しようとすると無意識的に、ブレーキをかけようとします。要するに、「これまでの自分に引き戻そうとする反応が起こる」という事です。

 

ここで、ホメオスタシスの出番です。

ホメオスタシスは臨場感が高い情報に働くので、コーチングを本格的に使い始めたりセッションを受け始めた時は、どうしてもゴール側ではなく現状側に臨場感を感じています。

だけどマインドの中では「これまでのゲシュタルト」と「新しいゲシュタルト」の2つが入り乱れてる状態なので、その違和感を鎮めようとホメオスタシスが働くわけです。

 

ホメオスタシスが現状維持をしようとした結果、手っ取り早い方法として、「体調不良という手段」を使います。

なぜなら風邪なり熱を引き起こして体調不良になれば、ゴール側に向けた具体的な行動をとらずに、回復を優先するからです。

体調を回復させることに優先すれば、新しく創っているゴールのゲシュタルトではなく、これまでのゲシュタルトを再構築すればいいだけなので、無意識は賢く現状を維持しようとします。

 

つまりスポーツで言うと

筋トレを→筋肉痛→超回復を得て成長

という過程が、情報空間でも行われるわけです。

 

筋トレの場合だと、筋肉痛になったら多少痛くても動かせばいいわけですが、、、

情報空間になると、体調不良などの「休むべき」だと思いこまされている現象を使うので、特に独学で学ばれてる方に多いですが、効果が出始める直前にホメオスタシスの抵抗を受けて、実践するのをやめてしまいます。

彼らにコーチがいれば「それはホメオスタシスの抵抗だよ。上手く使えてる証拠ですね」などのアドバイスをしつつ、さらに変化を効率的に出来るようにアプローチできますが、独学でやってる人は全て自分ひとりでやるしかありません。

ホメオスタシスの働きである創造的回避は、文字通り、「創造的」に「回避」するように働きます。

本人の中では理論的にかつ真面目に悩んでるわけですが、それこそまさに創造的回避なわけです。

そして気づいたらセルフコーチングを実践するのをやめてしまいます。その結果、中途半端な結果しか出せず「コーチングが効かない」ということになるわけです。これでは本末転倒です。

 

だからこそ僕たちは、コーチングを学んだり受けたりするとホメオスタシスの抵抗が働いて体調が悪くなりやすいことを、頭の隅に入れつつ、いつも以上によく休み、コーチングを実践し続けるべきなんですよね。

なんならこれを機に「いかに休憩するか?」というゴールを設定してもいいくらいです。

頑張るのは辞めましょう(成果を焦らない)

そしてもう一つ大事なことは、頑張りすぎるのをやめる事です。

「成果を出さなければ」と自分に発破をかけず、焦るのをやめる事です。「焦り」もまさにホメオスタシスによる創造的回避です。

 

コーチングは無意識を自分が望む理想の未来(ゴール)を実現するために働かせます。これを「創造的無意識」と言います。

創造的に無意識を働かせて、自分が望む未来を獲得していくのがコーチングです。

そして無意識を上手に働かせるためには、リラックスが必要です。ゴールは情報空間にあります。それも抽象度の高いところにあります。

 

例えば緊張してる時は、抽象思考をしようと思ってもできませんよね。

スピーチの原稿を思い出して「どういう風に話せばみんな喜んでくれるかな」と考えようにも、緊張していたら原稿の内容を思い出せないどころか、頭真っ白になって「いまの自分がどういう状態なのか?」も把握できなくなってしまいます。

スポーツであれば、「緊張して頭が真っ白になってる間に、いつの間にか試合が終わってた。やりたいことが出来なかった」という状態です。

 

コーチングも同じです。

僕たちが設定するゴールとは抽象度の高いところにあるので、緊張してる状態では情報空間にアクセスできないわけです。

アクセスできないという事は臨場感が高くならず、漠然としたままなので、どうしても目の前の悩みやモノゴトに、僕たちの脳はフォーカスしてしまいます。

つまり焦って緊張すればするほど、「昨日までの現状」を続ける事になるという事です。(焦る、緊張するという行為がまさに創造的回避です)

 

ほんとうに、ほんの少しに

感情の揺らぎ、身体の変化、思考パターンの変化、モノゴトの捉え方の変化、いつも触れてるモノや情報の手触りの変化、見てる時間軸の変化、目の前のモノゴトの立体感、モヤモヤの原因、自分をしばる鎖の起点

など着実に変化してるのにもかかわらず、目に見える成果を出すことに焦り、本当は変化をしてるのにもかかわらず、それ自体が盲点に隠れてしまいます。

結果も大切ですが、同じくらい「過程」も大切です。そしてほんの少しの変化が、飛躍のきっかけとなります。

 

ですが焦るほどキッカケが目に入らなくなり、「変えたい」と切実に望む現実が変わらず、「何でこんなに頑張ってるのに変わらないの?」と自己否定することになってしまいます。

そうではなくて、頑張ってはいけないんですよね。

 

頑張るのではなくて、僕たちは今まで現状維持に使っていたホメオスタシスを、自分が理想とするゴールに対して利用することです。

徹底的にリラックスをして、その感覚をからだ全体で味わいつつ、常にゴール側のリアリティを高め続けることが、僕たちのすべきことです。

 

ゴールに対してホメオスタシスが働けば、そちら側が僕たちの脳には現実であり快適な世界なので、今いる現実世界から1秒でも早く戻ろうとします。

つまり認知的不協和が働いてるわけですが、まさに僕たちはマインドの働きを上手にしたいわけです。認知的不協和を利用して、ゴールを具現化していきたいわけです。

 

だからこそ僕たちは、コーチングが使えるようになると、「頑張らず、努力せず」にゴールを達成できてしまうわけです。

頑張って努力しても、ホメオスタシスの抵抗を受けるわけなので、けっきょくは返り討ちにあって現状維持をすることになります。

気合いを入れても三日坊主で終わるのは、本人の努力不足や精神が弱いわけではなくて、マインドの使い方がほんの少しだけずれてるだけです。

 

なので僕たちがやるべき事は「常にリラックスして、ゴール側の世界を思い浮かべ続けること」です。

行動は「しなければいけない」のではなく、「してしまう」ものなんです。ゴールは「達成するもの」ではなく、「達成してしまうもの」なんです。

 

自分の未来と可能性は諦めなくていいですよ

「なんでこんなに頑張ってるのに、人生変わらないんだろう」と悩む人は、何度もお伝えしますが、努力不足や精神が弱いわけではなくて、マインドの使い方がほんの少しだけずれてるだけです。

 

ハサミを閉じた状態で頑張って紙を切ろうとしても切れないように、マインドにも「正しい使い方」が存在します。

 

正しいマインドの使い方があることを知らない人が「現状維持」というゴールを達成し続けてしまうなか、僕たちは自分の人生を諦めずに、可能性を信じて、理想を掲げて、心地良かった現状を抜け出そうとしてるわけです。

その為には「頑張らず焦らず、常にゴールの世界を楽しみ続けること」が遠回りに思えて近道なんですよね。

 

頑張って苦しむ人が救われるのではなく、頑張らず楽しむ人が救われます。

どうせコーチングが使えるようになったら、今の悩みは気づいたら解消してしまってるので、どうせなら「解決した後、何をしたいか?」「ゴールを達成した後、どうしたいか?」を考えていきましょう。

そしてそれは、あなたにも普通に出来ますよ。

 

以上、コーチングを学んだり受けたりしてる人が見落としがちな事とは【2つ】…でした!
森昇/Shou Moriより

 

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