こんにちは!森昇/Shou Moriです!
やりたい事(Want to)ってのはコーチングというか人生においてますます重要になっています。
だけどぼくは、Want toのままではダメだとも思っています。
というか自分の変化とかクライアントさんの変化を隣で見て確信しました。
これは別に理論の否定ではなく、コーチング理論のWant toに対してかかっている強烈なスコトーマを外す意味で言っています。
なぜダメなのか?というと、「~したい」という気持ちの裏には「・・・だが、今はそうではない」という否定形が続くからです。
たしかにWant toというのは、スタート地点としては大事な要素です。
- 自分はどうしたいのか?
- 自分がこれをやりたいのか?
自分の中で自問自答をして、方向性を探り、エネルギーを蓄える段階では誰しもWant toなはずです。
コーチングで最も重要なゴール設定も、最初は「自分の本音にフタをしない」というWant to(やりたい事)が前提条件。
自分の中の感情が湧き上がってから理論や論理に当てはめて確からしさを創っていきます。
だけどぼくたちが現状を変化させる為の脳(マインド)の使い方で重要なのは、現在進行形で理想を体現してる臨場感であり、コンフォートゾーンです。
つまり、ゴールを達成したあなたが見て・感じてる世界のリアリティであり、「それが自分にふさわしくて当たり前の世界」というコンフォートゾーンが大事だということです。
人間は、自らが一番強く臨場感を感じてる世界を、現実として選びとり、現実として認識します。
逆に、たとえ目の前で起こった大事件であっても、それ以上に強い臨場感を感じてる世界があれば、大事件は現実として選択されないし、現状として認識されません。
これが認知科学のひとつの到達点です。
つまり、人間は、一番臨場感の強い世界を選び取って生きているのです。
これはとても重要な理論で、高いコンフォートゾーンを獲得しようとする場合にも適用することができます。
いま強い臨場感を持っている現状のコンフォートゾーンよりも、さらに強い臨場感をゴールのコンフォートゾーンに与えてやれば、脳は自動的にそれを現実として選択するということです。
【「言葉」があなたの人生を決める 苫米地英人著p205-206】
ここを正しく理解すると、例えば20年間見るのも嫌いだったトマトをたった7日で美味しく食べれるようになりますが、
理解を間違えると、「やりたい事やってるけど一向に生活が良くならない」とか「本当にやりたい事が見つからない」という現状維持を続けることになります。
やりたい事(Want to)は重要だけど「~したい」は無意識にはアウト
Wantというのは「~が欲しい」「~したい」という意味。
ということは「今は出来てないけど、出来たらいいなあ~」と自己否定を含んでいることになります。
ちなみにアファメーションの11のルールにも、Want toの言い回しで書くのはダメというのが書かれてます。
社長になりたい」や「大金持ちになれる」といった表現、英語で「Will」「Can」「Want to」はダメです。
「私は~になります」ではなく、「私は~です」といわなければなりません。
例えば、「私は1億円をもつことができる」ではなくて、「私は1億円もっている」とします。
「~できる」とか「~するつもりだ」とか「~したい」と考えるのではなく、そのあとには無言の「・・・だが、今はそうではない」という文章が続くだけ。
これもまた、無意識にとっては現状維持に過ぎないということです。
ちなみに《「言葉」があなたの人生を決める》でいうところの「4、現在進行形で書く」ですね!
言葉って何気なく使っているけど、本当に僕たちは言葉に操られてるんだなあと常々思います。
要する何が言いたいのかというと、
Want toは確かに大事だし方向性を決めてエネルギーを出していくために必要にはなりますが、Want toというのは、同時に現状維持もすることになりかねないということです。
願望じゃなくて、「~している」という決定事項として考えよう!
じゃあどうしたらいいのかというと、ここでShouldやMustの考え方が大事になってきます。
Mustは「必ず~する」
Shouldというのは「~すべき」「するのが当然だ」です。
「え?なんでオレは今やってないの?ありえない!それするの当然でしょ!」
「何でわたしはこんなHave toな仕事に時間を費やしてるの?今すぐ会社辞めるべきだ!」
という未来思考を超えた決定事項です。
みたいな感覚です。
他人依存と主体的である事は具体的な行動に現れる
コーチングの例で言えば「今の辛い状況を変えたい」と思うのがWantToです。
ゴール達成したいな!出来たらいいな!ってのもWantToです。
認定コーチになりたい!稼げるようになりたい!というのもWantToです。
だけど実際に観てみると、Wantだけの人は望んでるだけで具体的な行動はしていません。
要するに、「こうなったらいいなぁ~」という妄想だけで終わってるということです。
なぜそうなるのかというと、主体性がそこには存在せず、他人依存を心の中では求めてるからです。
というか別にあなたが悪いのではなく、上に書いたように無意識的にアクセルを踏みたいと思いつつ自分でブレーキをかけている状態とも言えます。
「変わりたい!けど今はそうじゃないから誰かに変えてほしい、、、」
・楽して変わりたい
・誰かに変えて貰おう
とします。
無意識に他人依存のマインドセットにいつまでもなっているがゆえに強烈なスコトーマがかかり、解決策が見えてない状態になっているわけです。
コーチングを使うなら他人の神輿を担ぐな!自分で神輿を創れ!
例えば苫米地式やNLP等の流派に限らず、認定資格を持っているけど活躍できないコーチのSNSや情報発信を見ると
師匠を教祖のように崇め奉り、「エフィカシーが上がりました!」と言い、一緒に写真と撮り、そこに関われていることを誇りして、自分は現状維持を選択しているコーチ達が多いのも事実です。
師匠の神輿を担いでも、何も良いことはないし、苫米地式認定コーチだったら間違いなく苫米地さんはそれを望んでいません。
むしろ本来、認定されたということは、師匠の代わりにコーチングやっても大丈夫だよって認められた人たちなので
- 師匠に頼るんじゃなくて助けてあげる!
- 師匠にコーチングしてあげる!
という人達なはずです。
少し前、私は二人の人物が遠くを歩いてるポスターを見かけました。
そこにはこんな言葉が書かれていました。
「私の後ろを歩かないでください、私はあなたを指導しているのではないのだから。
私の前を歩かないでください、私はあなたに従いたいのではないのだから。
私の隣を歩いてください。
ただ、私の友人となってください。」
私が言いたいことも、これと同じです。
私についてきてほしいとは思っていません。
もちろん、あなたについていきたいとも思っていません。
ダイアンと私は、あなたが影響力を身につけ、私たちとともに歩き、友人になってほしいと願っています。
アファメーション ルータイス著(p417
そしてルータイスのアファメーションの最後にもあるように、苫米地さんも主体性を持って隣に並び進んでいくことを望んでいるはずです。
だからこそ頼って依存するんじゃなくて、どんどん助けてあげてほしい。
他人の神輿を担ぐんじゃなくて、自分の神輿を担ぎ、やるべきことに突き進んでほしいと思います。
1-1、常に現状の外に行くという人生の生き方
でもこうやって
ということを話すと大抵ドリームキラーと言われ批判されますが
でも事実だし、常に現状の外に行くのがコーチという生き方だからしょうがない。
もちろんこの記事を読んでくれている人達にはそんな人いないと思いますが、あなたはこんなバカげた状態に陥っては絶対にダメです。
仲良くするのはいいけど、依存しない事
Wantというのは望んでるだけであり、解決策や方法論を探している状態です。
リスクが少なく、楽して変われそうな事ばかり探して堂々巡りをしている状態です。
僕は依存したい人にコーチングはしたくない
はたしてこの世に、他人に依存して楽して変えてもらおうとしている人を助けたいと思う人はいるでしょうか?
間違いなくいないはずです。
「モリショーさんのコーチング受けたら変われますか?」と最初から言ってくる人は申込の時点でお断りしています。
なぜなら僕は依存者でありクレクレ君を創りたくないからです。
1-1、やりたい事が決定事項だから、進む道を模索できる
だけどMUSTやShuldというのは、自分の中ですでに決定事項なので、Want toだけの人とは気合いの入り方や覚悟の持ち方が全く違います。
「今の辛い現状を変えたいと思ってます。ですが解決策が見えてない状態です。だけど絶対に成し遂げたい。自分を変革させるためにコーチングセッションを通して手伝ってくれませんか?」
「ゴール達成の為に必要な物は〇〇だと思っているのですが、マネタイズ講座ではそれを学ぶことが出来ますか?」
MUSTやShuldの人は、確かに現状見たら何もない状態だけど既に行動することが決定しているから、未来思考で進む先を探している状態。
こっちは主体性があって、自分なりの幸せ・価値基準で生きる事を指標としている人です。
動画:現状を変える行動力と未来思考の作り方とは?(84分05秒)
1-2、主体性があるから、前に進める
Want toだけで他人本位の人は、誰かに引っ張り上げてもらって変えてもらおうとするのに対して、主体性を持ってMUSTやShuldで考えている人は、自分で変えよう!とします。
ぶっちゃけて言えば、どんなに最高のスキルや理論を学んだとしても、他人依存では絶対にうまくいきません。
だって、変わるのは自分自身であり、あなたの人生はあなたにしか創ることが出来ないからです。
最終的に自分を変えるのはあなたしか出来ないわけなので、どこかのタイミングで必ず主体性を持つ必要があります。
自分を変えるとは、主体性を持つという事であり、WantToだけでなくMUSTやShuldの視点で考え行動していくということです。
望むのではなく、決定事項として生きるということです。
全ての意味ある永続的変化は内側から始まり、外側へ広がる
(ルータイス アファメーションp.175)
まずはあなた自身を変えていきましょう!
再生リスト:セルフエスティーム(自尊心・主体性)を高めるコツ
まとめ
- Want toというのは、スタート地点としては大事な要素
- ゴールを達成したあなたが見て・感じてる世界のリアリティであり、「それが自分にふさわしくて当たり前の世界」というコンフォートゾーンが大事
- 「~したい」は無意識にとっては現状維持に過ぎない
- 願望じゃなくて、「~している」という決定事項として考える
- 望むのではなく、決定事項として生きる
編集後記
9月も中旬になり、そろそろ2017年も3か月で終わりを迎えようとしています。
皆さんは、ゴールに近づいて現状を変えていますか?
たしか去年の動画でもこういう話をしていたと思いますが、人間はなんだかんだ言っても現状維持を続けたい生き物です。
つまり去年と同じ感じの毎日を送ったり、新しい事をしていないとすると現状維持をしている可能性が高いです。
もしそのようになっている人は、ゴールの更新と再設定をしつつ、Want思考ではなく、MUSTやShuld思考にしていきましょう!
大事なのは、「今、変える」と決める事ですよ!
追伸:
今回の記事でお伝えしている人生を切り拓くマインドの使い方について、さらに詳しく5つの無料メルマガ動画講座でまとめているので、内容を知りたい方は下のリンクをクリックしてください。
→仕事の悩みを解消するコーチングの無料動画講座の詳しい内容を見る
↓次のおススメ記事はこちら!↓
追伸:6か月で嫌な仕事を辞めてやりたい事だけする毎日を手にしたコーチングの秘訣を公開中
「いやいや働く人生を辞めたいけど、、、」
僕は元々コンプレックスをこじらせたダメ会社員で
自分が何をしたいのか?分からず
未来に希望を感じられない毎日を送っていましたが、、
今では会社を辞めても十分な収入を得られて、
毎日やりたいことだけして生きられるようになりました。
将来の不安やプレッシャー、時間など
あらゆるストレスから解放されて、
マイペースに暮らして心から幸せだと思える毎日です。
▶心からやりたいことを仕事にして未来に希望が持てるようになった森昇/Shou Moriの物語
社会人になってすぐ、自分の生き方に疑問を感じるようになりました。
「こんな働き方を一生続けて幸せなのか?」と。
そうしてコーチングを学ぶ機会を得て、
やりたいことが見つかり、
会社を辞めてマインドを扱うプロのコーチとして
ほぼ自動化して月収307万円到達。
経済的な自由
時間的な自由
精神的な自由
これらを獲得できるようになりました。
やりたことや特別な才能がなく、
ビジネスを学んで行動しても稼げなかった平凡な僕でも、
正しいやり方を学び、正しく行動したことで、
あっさりと人生を変えることができたのです。
そして100名以上にコーチングを行い 昔の僕と同じく仕事で悩んでいる方達が
人生を切り拓くマインドの使い方を身に着けて、
大好きな人達と仕事に心から満たされる生き方を実現できるように、
これまでのコーチング活動の中で得た知見をもとに
仕事の悩や人間関係の悩みを解消するだけでなく、
お金、時間、自由な生き方などを実現してきた方法を
5つの動画講座にまとめて公開することにしました。
今だけメルマガにて配信していますので、ぜひ学んでみてください。
メルマガ登録後、1話目が視聴できます。
【下記画像をクリックして動画講座の詳細を確認してみる