こんにちは！
森昇/Shou Moriです。
11月の始めにはトランプ大統領が再選。
先日は兵庫県知事選がありまして、
いわゆるオールドメディアでバッシングを受けていた元知事が当選しました。
僕は兵庫県に住んでないし興味がないので
当選者の評価は避けますが、
ニュースとかを見ていると結構衝撃的だったみたいです。
アメリカ大統領選挙しかり、県知事選しかり、
なぜ絶対に落選するといわれていた人が当選できたのか？と言われると、
その要因の一つにネット戦略が挙げられています。
例えば県知事選で言えば投票の割合をみると
若者だったり普段ネットを使っている人が多く投票していたそうです。
で、とあるテレビ番組で若者にインタビューをした時に、
インタビュアー「ネットって嘘ばかりですよね？」
若者「でもテレビも嘘ばかりじゃないですか？だから自分で考えて決めます」
こういうやり取りが公開されまして、
これ自体は素晴らしい発想だなって思います。
テレビや新聞などのオールドメディアって
「世の中の真実を公平に分かりやすく伝える」みたいな認識ってあるじゃないですか？
特に僕たちの親とか祖父母世代は
「テレビや新聞が言うことは絶対に正しい！」
って思っていたりしますよね。
でもそんなことはなくて、
嘘ばかりだし、
企業である以上利益を求めるから
スポンサーの意向が受けやすかったりしますからね。
ただじゃあ、そういう制限がないネットはどうか？というと、
誰でも発信ができたり
オールドメディアと違って自由度が高いが故に、
これはこれで嘘も垂れ流されたり、洗脳装置に使われたりもします。
実際、兵庫県知事選挙では、当選後メチャクチャ荒れてますよね。
まぁ要するに、
テレビにも嘘があって、
ネットにも嘘があるってことなんです。
だから今までオールドメディアばかり見てきた人が、
テレビや新聞が嘘ばかりついていたと分かると一気にアンチになって
ネットの発信を盲信してしまうのですが、
結局のところ媒体がテレビからネットに変わっただけで、情報に振り回されるのは変わらないわけですね。
ぶっちゃけ、今までの社会情勢だと
オールドメディアを鵜呑みにして無思考無批判で生きていても、
ある程度安定した生活は送れたいたわけですよ。
だけど社会情勢が変わったりネットが発達して変化が激しくなったことで
テレビや新聞を鵜呑みにしても幸せになれない社会において、
真実を求めて盲信してしまう。
厳しい言い方をすれば
情報を取捨選択できない人は一生搾取されて極貧から抜け出せなくなるということです。
ちなみにここで言う貧困とはお金だけではなくて精神的な面も含んでいます。
じゃあどうすればいいのか？というと、まずは真実探しを辞めることですね。
世の中って白黒つけられない領域って合って、
グレーだから成り立っている事って普通にありますし、
答えが出ないことってあるわけですよ。
それがオールドメディア一強で
「テレビが伝えることが絶対正解！真実！」みたいに思わされていただけで、
今はSNSで誰でも情報発信ができるので、「○○さんが言っているから正しい！真実だ！」ってなっているわけですよ。
なのでまずは本来の物の見方に戻す必要があります。
つまり、
正解を探し続けるのを辞める。
白黒思考を辞める。
0-100で判断するのを辞める。
そしていろんな視点からモノゴトを考え続ける。
これが大事だってことです。
そして考え続ける為には、
そもそも知識がなければ思考できません。
じゃあどこから情報を得たほうがいいのか？というと、
ネットとかテレビも上手に使えればいいですが、今だからこそあえて本を読んだ方がいいですね。
本はテレビやYouTubeみたいに広告がないので
情報を伝えることに特化しているし、
だいたい5～10万文字以上で論理的に構成されているので体系的な知識も得られます。
テレビとかネットって自分で選んでいつつもりで受動的で
無思考で見続けられる（そのように設計されている媒体）なのですが、
書籍に関しては読む過程で思考力も養われるし良いことだらけです。
もちろん本が全く正しいのか？と言われると、トンデモ本もたくさんあります。
だからころいろんな種類の本を読んだ方がいいし、
自分が興味がない分野の本も読んだ方がいいんですよね。
賛成できる本だけじゃなくて、反対意見の本も読んで
両方の視点から物事を考えてみるといい思考の訓練になります。
あとは感性を磨くといいです。
あれ？なんか違和感があるな、、、っていうアレです。
直感とも言えますが、
これだけ混沌（カオス）な環境だと、
自分の感覚だ頼りになることは多分にありますから。
それを鍛える為にもあえて怪しいモノに触れてみるとか、
自分の感情や感覚を丁寧に扱ったり養っていくといいでしょう。
感性って使わないと磨かれませんからね。
こういうカオスな時代って、
より個人の能力が人生の幸福度を決めていきます。
風の時代を言われるように
これまでの権力構造ががらりと崩れて新しい時代に突入する時ほど、
どんどんグチャグチャになっていくので、
「真実」とか「正解」が欲しい人、
すぐにそれらを得たい人、
誰かに付き従いたいという人
こういう人達にとっては
かなり生きにくい時代と言えますが、
自分の感性や思考力を鍛えている人ほど
自由度が増して生きやすくなっていくでしょう。
つまり抽象度の上げ下げを自在にできる人の時代ということです。
物事の最初は何を信じていいか分からない。から始まります。
すなわち、自分で信じられるものを探すことが大事ということ。
正解、間違っている。
真実、陰謀。
本物、偽物。
いろんな視点から情報に触れて、自分で探すこと。
テレビも嘘。ネットも嘘なんだから、清濁併せ吞んで抽象度が高い人間として生きていきましょう。
元々日本人が得意としている思考法でもあるので受け入れやすいかと思います。
そしてその修練の場として僕の情報発信を活用してもらえればうれしく思います！
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